【東京女子】中島翔子&ハイパーミサヲが悲願の『“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』初制覇を果たし、3・16大田区でプリンセスタッグ王座挑戦!「121000000大嫌い!ベルト獲りたいです!」

 東京女子プロレスが2月8日、東京・後楽園ホール大会を開催した。「第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」決勝戦は、享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)がマックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむ(ぽむペイラー)を破り、タッグトーナメントを初制覇。享楽共鳴は3月16日、東京・大田区総合体育館での「121000000」(ワン・トゥー・ミリオン=ワンミリ)、山下実優&伊藤麻希の持つプリンセスタッグ王座への挑戦を声高に叫んだ。

 享楽共鳴は1回戦で芦田美歩&七瀬千花、2回戦で長谷川美子&鳥喰かや、準決勝でHIMAWARI&鈴木志乃を下し決勝にコマを進めた。かたや、ぽむペイラーは1回戦で渡辺未詩&高見汐珠、2回戦で愛野ユキ&らく、準決勝で上福ゆき&上原わかなを破り決勝に進出した。

 インペイラーが奇襲を掛けて開戦すると、場外戦に転じ、ミサヲが戦闘用チャリンコ・ハイパミ号でインペイラーに突っ込むも回避される。その後、インペイラーが規格外のパワーで押していくも、享楽共鳴も意地で応戦。再び場外に戦場が移ると、南側客席で大乱闘に。ミサヲは客席の階段をハイパミ号で降りて、インペイラーをひく。原宿が中島の後頭部にぽむ・ど・じゃすてぃすを繰り出すも、中島が高角度619、ダブルアーム式DDTで反撃。ミサヲは場外のインペイラーめがけて、アイアムアヒーローを見舞って動きを止める。そして、中島が原宿にダイビング・セントーンを叩き込んで3カウントを奪った。実力のあるチームながら、過去4回、なかなかタッグトーナメントで結果が出せなかった享楽共鳴だが、5年目でついに栄冠を手にした。

 優勝したことで、享楽共鳴は3・16大田区でのプリンセスタッグ王座挑戦権を手にした。ただ、王者組のワンミリは9日(現地時間)、チリ・サンティアゴでサーラ・フェニックス&パンドラと防衛戦を行うため、享楽共鳴はその勝者チームに挑むことになる。

 中島は「ミサヲと組んでから、享楽共鳴は楽しくて。楽しいのに勝てないのがもどかしかった。やっと一番上まで来れました。2年前の(タッグトーナメント決勝の)リベンジというか、ミリオンとやった後楽園が心にとげになってて。山下も伊藤ちゃんもいいヤツなんだけど、121000000大嫌い!ベルト獲りたいです!」とマイク。ミサヲも「ようやくとげを抜くときが来ました。享楽共鳴が最強に駆け上がりましょう。121000000、チリで負けてくんなよ」と続けた。中島は「(チリで)負けたら日本出禁だからな」、ミサヲは「私たちは121000000からベルト獲りたいんだ」とワンミリへの挑戦を強く望んだ。

【大会名】第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント
【日時】2025年2月8日(土)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】551人

▼第一試合 20分一本勝負
○長谷川美子&鳥喰かや&七瀬千花 vs 鈴木志乃●&キラ・サマー&アイビー・スティール
9分38秒 マフラーホールド

▼第二試合 15分一本勝負
○上福ゆき vs 芦田美歩●
7分1秒 片エビ固め
※フェイマサー

▼第三試合 20分一本勝負
○らく&ラム会長 vs 桐生真弥&猫はるな●
8分10秒 片エビ固め
※ケーキ入刀

▼第四試合 15分一本勝負
○遠藤有栖 vs 上原わかな●
10分32秒 片エビ固め
※什の掟

▼第五試合 15分一本勝負
○渡辺未詩 vs 高見汐珠●
7分55秒 体固め
※バッティングハンマー

▼第六試合 15分一本勝負
○愛野ユキ vs 風城ハル●
8分27秒 片エビ固め
※ヴィーナスDDT

▼第七試合 20分一本勝負
瑞希&●HIMAWARI vs 辰巳リカ○&凍雅
15分22秒 体固め
※ツイスト・オブ・フェイト

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○鈴芽 vs ジェイダ・ストーン●<挑戦者>
12分29秒 エビ固め
※リング・ア・ベル。第13代王者が初防衛に成功。

▼メインイベント 第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦 時間無制限一本勝負
マックス・ジ・インペイラー&●原宿ぽむ vs 中島翔子○&ハイパーミサヲ
16分28秒 片エビ固め
※ダイビング・セントーン。享楽共鳴が初優勝。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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