【東京女子】辰巳リカ、プリプリ王者・瑞希との初の前哨戦で勝利!「すべては3・16で出し切りたい」

 東京女子プロレスが2月8日、東京・後楽園ホールで「第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」を開催した。3月16日の東京・大田区総合体育館で、瑞希が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む辰巳リカが初の前哨戦を制するも、慎重な姿勢を見せた。

 辰巳は1・11神戸での次期挑戦者決定バトルロイヤルを制して挑戦権を手にしたが、瑞希との王座戦はシングル初対決となる。この日、辰巳は凍雅と組み、瑞希&HIMAWARIと激突。瑞希が辰巳に場外めがけたクロスボディを決めれば、辰巳は低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字固めで攻撃。瑞希がフットスタンプを見舞えば、辰巳はスリーパーからドラゴンスリーパーに移行も瑞希が脱出。辰巳は旋回式バックブリーカーで瑞希を排除すると、HIMAWARIに延髄斬り、ツイスト・オブ・フェイトを決めて勝利をもぎ取った。

 バックステージで辰巳は「みずぴょんから取りたいなって攻めたんですけど、途中でこのままじゃダメかなって思ってしまったのがあって。狙いをHIMAWARIに変えて、チームでは勝てたという感じでした。だけど、他のすべては3・16で出し切りたいと思っているので、そこにあとは全部ぶつけたいなって考えてます。今日はみずぴょんの王者としてのすごみっていうのも目の当たりにしたので。残りの時間をどう大事に過ごしていくかにかかっているので、アプローチをどうしていくか、しっかり考えて過ごしていきたい」と発言。

 一方、瑞希は「私は形になってるものとか、自分が直接感じてないと信じれないところがあるんですけど。リカさんの愛ってすごいゆがんでると思ってて。それは本当に愛なのかどうかが分からないから、リカさんといまだにこうやって打ち解けられてないのかなって思うんです。たぶん、それは自分も嫌われたくないから、全部をさらけ出してないと思うので。リカさんが今日真っすぐ向かってきてくれたのを見て、私も真っすぐ向き合って。全部さらけ出したうえで、それでも好きだって思ってくれたらうれしいし、嫌いになられたら嫌いになられたで仕方ない。私はちょっと向き合い方を、もう一度考えながら3・16挑みたいと思います」とコメントした。

【大会名】第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント
【日時】2025年2月8日(土)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】551人

▼第一試合 20分一本勝負
○長谷川美子&鳥喰かや&七瀬千花 vs 鈴木志乃●&キラ・サマー&アイビー・スティール
9分38秒 マフラーホールド

▼第二試合 15分一本勝負
○上福ゆき vs 芦田美歩●
7分1秒 片エビ固め
※フェイマサー

▼第三試合 20分一本勝負
○らく&ラム会長 vs 桐生真弥&猫はるな●
8分10秒 片エビ固め
※ケーキ入刀

▼第四試合 15分一本勝負
○遠藤有栖 vs 上原わかな●
10分32秒 片エビ固め
※什の掟

▼第五試合 15分一本勝負
○渡辺未詩 vs 高見汐珠●
7分55秒 体固め
※バッティングハンマー

▼第六試合 15分一本勝負
○愛野ユキ vs 風城ハル●
8分27秒 片エビ固め
※ヴィーナスDDT

▼第七試合 20分一本勝負
瑞希&●HIMAWARI vs 辰巳リカ○&凍雅
15分22秒 体固め
※ツイスト・オブ・フェイト

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○鈴芽 vs ジェイダ・ストーン●<挑戦者>
12分29秒 エビ固め
※リング・ア・ベル。第13代王者が初防衛に成功。

▼メインイベント 第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦 時間無制限一本勝負
マックス・ジ・インペイラー&●原宿ぽむ vs 中島翔子○&ハイパーミサヲ
16分28秒 片エビ固め
※ダイビング・セントーン。享楽共鳴が初優勝。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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