【ノア】OZAWAがガレノに痛烈挑発「GHCの権威を落とすな!」王者の正当性を主張
プロレスリング・ノアは2月8日、新宿FACEで『SUNNY VOYAGE 2025』を開催し、2・11後楽園大会に向けたGHCヘビー級王座戦およびGHCナショナル王座戦の前哨戦がメインイベントで行われた。
『SUNNY VOYAGE 2025』
日程:2025年2月8日(土)開始18:30開場17:30
会場:東京・新宿FACE
観衆:380人
王者・OZAWAと遠藤哲哉のTEAM 2000Xが、挑戦者のガレノと征矢学と激突。試合は遠藤が征矢を丸め込もうとしたところ、征矢がその上から押さえ込み、3カウントを奪った。
この日のTEAM 2000Xは、試合前から挑発を繰り広げた。OZAWAは2・2八王子大会で奪ったガレノのマスクを着用し、SNS上でもガレノを揶揄する投稿を行っていた。試合中も遠藤と共に徹底した反則攻撃を仕掛けたが、征矢とガレノの気迫の前に屈した。
試合後、征矢は「お前らにベルトの声は聞こえるのか?特に遠藤、反則まがいのことばかり繰り返して正攻法で戦えないなら、そのベルト、いやナショナルくんが泣いてるぞ」とマイクで宣言。さらに「2・11後楽園、俺が必ずナショナルくんを取り戻す!」と熱く語り、新宿大会を締めくくった。
一方、敗れたOZAWAはバックステージで、2・11後楽園大会で対戦するガレノを挑発。「ガレノ、お前がパチンコやキャバクラに行ったり、タバコを吸っているという報告が私の耳に入ってきている。そんな遊んでばかりいるヤツがGHCヘビー級王座に挑戦していいのか?そんなことばかりしていて練習しているのか?」とまくし立てた。
この発言の真偽は不明だが、OZAWAは「GHCの権威を落とさないでくれ」と言い放ち、自身の防衛に向けた正当性を主張した。
征矢とガレノが王者チームに勝利し、挑戦者として弾みをつけたことで、2・11後楽園大会でのGHCヘビー級王座戦およびGHCナショナル王座戦は一層の激戦が予想される。王者か、挑戦者か。ベルトの行方が決まる決戦の時は、間もなく訪れる。
■試合後バックステージコメント
【征矢】「あいつらの魂胆はもうわかってんだよ。正攻法なことで来ないんだろ? でもな、俺はこの腕がダメになろうが、必ずGHCナショナルのベルト…ナショナルくんを取り返してみせる。何よりあのナショナルくんが一番俺の腰に巻かれたがってるんだよ。その気持ちは俺が汲まなきゃ誰が汲むんだ。そうだろ? ナショナルくん、今でも少し聞こえるぞ。『今日みたいな試合をして、チャンピオンです? 僕はそんな恥ずかしいチャンピオンじゃありません』と試合中も聞こえてきたよ。とにかく! ナショナル! ナショナルぅぅ! ナショナルぅぅぅぅ! 2・11、必ずナショナルくん! 俺がこの腰にベルトを巻いてやるから! 待っててくれ!!」
【ガレノ】「嬉しい! ソヤ、今日の勝利をありがとう。今日新宿FACEで勝ったように、後楽園ではソヤが新チャンピオンになり、僕も新チャンピオンになる。ビバ・メヒコ! ビバ・ハポン!」
【OZAWA】「ガレノ! お前がパチンコに行ったり、キャバクラに行ったり、タバコも吸ったりしているという! 報告が私の耳にたびたび入ってきておりまーす! お前な、おい。後楽園でさ、ベルト挑戦する人間としてちゃんと自覚もって動かなきゃダメだろ。そういうことばっかしてさ。練習とかさ、ちゃんとしてんの? そんなヤツが、そんな遊んでばっかいるヤツが挑戦していいようなベルトではありません! GHCヘビー級のベルトは! わかってのか? おい。これ以上な、遊んでるヤツが挑戦できるようなベルトっていってな、この権威を、GHCの権威を落とさないでくれ。よろしくお願いします! これはホントにお願いしたい、ぜひ。これから真面目になってください。僕もこれ一生懸命、防衛してんですよ。そんなヤツが挑戦できるベルトだって世間の皆様に思われるというのが悔しい! 悔しくてたまらないんです僕は! だから明日から、いや今日から心入れ替えて、ちゃんとこのベルトに挑戦できるような人間に、もう時間ないですけど、なってください。お願いします。ホントそれだけはよろしく頼みたいな。それだけだ、今日言うことは。じゃあな」
【遠藤】「征矢! 俺にもハッキリと聞こえたぞ、ナショナルくんの声が。今回は嘘じゃねえ。ナショナルくんはこう言ってたぞ。『征矢学の右腕が折れる音が聞きたい』ってな。このベルトは血に飢えているんだ。今日みたいな終わり方じゃ満足しねえ。2月11日、お前の腕の骨が折れる音、そしてお前の情熱の炎が消える瞬間を後楽園ホール…いや、全世界に届けてやる。お前らよく覚えとけ」
<写真提供:プロレスリング・ノア>
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