【新日本】内藤&ヒロムがデスティーノ炸裂!ヤングバックス破り新王者に「ジュニアとしての大きな快挙を成し遂げた」
新日本プロレスは2月11日、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)でシリーズ最終戦となる『THE NEW BEGINNING in OSAKA』を開催した。
『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
日時:2025年2月11日 (火・祝) 13:30開場15:00開始
会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆:5,502人(札止め)
第7試合では、IWGPタッグ王座戦が行われ、挑戦者の内藤哲也&高橋ヒロムが王者組のヤングバックス(マシュー・ジャクソン&ニコラス・ジャクソン)と対峙した。
今年1月の東京ドーム大会で王座をAEW所属のヤングバックスに奪われた内藤&ヒロムは、この日、新日本プロレスのリングで王座を奪還することを誓った。試合前、ヤングバックスは大阪を意識したデザインのタンクトップを着用し、グリコポーズを披露。余裕を見せながらも、開始前から仕掛けようとするなど、挑戦者を翻弄しようと試みた。
しかし、内藤とヒロムは動じることなく迎え撃ち、試合開始直後から連携技で主導権を握る。ヤングバックスも巧みな連携で応戦し、一時は内藤を孤立させて試合を支配する場面もあった。しかし、ヒロムがリング内外を縦横無尽に動き回り、内藤とのコンビネーションで形成を逆転させる。
終盤、ヤングバックスは得意の連携攻撃から一気に勝負を決めようとするが、内藤&ヒロムは寸前で回避。最後は内藤がニコラスにデスティーノを決め、3カウントを奪った。これにより、内藤&ヒロムは新IWGPタッグ王者となり、ベルトを新日本プロレスのリングに取り戻すことに成功した。
<試合結果>
▼第7試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
<第106代チャンピオンチーム>
ニコラス・ジャクソン ×
マシュー・ジャクソン
vs
<チャレンジャーチーム>
高橋 ヒロム
内藤 哲也 〇
9分48秒 デスティーノ→片エビ固め
※内藤&ヒロムが第107代チャンピオンチームとなる
試合後、内藤は「久しぶりにこのIWGPタッグ王座のベルトを獲りましたよ。前回はSANADAとだったかな?今回は高橋ヒロムと『WORLD TAG LEAGUE』を優勝して、そして今日、この新日本プロレスのリングに取り返せてすごく嬉しいですよ」と感慨深げに語った。
一方のヒロムも「ジュニアとしての大きな快挙を成し遂げた。ジュニアとしての初の『WORLD TAG LEAGUE』を制覇してのIWGPヘビー級タッグ、これはジュニアとして史上初。そして全ヘビー級を敵に回したことになる。これがどういう意味か!? 俺が勝ち続けることによって、ジュニアの価値が、グン! グン、グン、グン、グ~ン! と、上がっていく。俺はそう考えています。俺はそうやってここまで闘ってきた」と歓喜の雄叫びを上げ、喜びを爆発させた。ジュニアヘビー級の選手として『WORLD TAG LEAGUE』を制し、タッグ王座を戴冠するという快挙を成し遂げたことに誇りを感じている様子だった。
内藤&ヒロムの新王者コンビは、今後どのような闘いを見せるのか。タッグ戦線の行方に注目が集まる。
<写真提供:新日本プロレス>
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