【ノア】OZAWAが“ワグナーの弟”を一蹴!征矢学がGHCヘビー級挑戦を直訴しWタイトル戦決定「そのナショナル、いらないんだけど」
プロレスリング・ノアは2月11日、東京・後楽園ホールにて『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025〜』を開催した。
『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025〜』
日程:2025年2月11日(火)開始11:30開場10:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,560人(札止め)
メインイベントで行われたGHCヘビー級選手権試合では、王者OZAWAが挑戦者ガレノを下し、初防衛に成功した。試合時間は25分49秒。決め手となったのは、コーナーから華麗に舞うフェニックス・スプラッシュ「リアル・レベル」であった。
OZAWAは試合開始から挑発的な姿勢を貫き、ガレノを翻弄。ガレノも強靭なフィジカルを生かし、パワーファイトで応戦した。場外戦では両者の激しい攻防が展開され、OZAWAは巧みな動きで試合のペースを握った。ガレノは怒りを露わにしながらも、要所で攻勢に転じる場面を見せたが、最後はOZAWAが技術と経験で上回った。
<試合結果>
▼メインイベント(第8試合)
GHCヘビー級選手権試合
<王者>OZAWA 〇
vs
<挑戦者>ガレノ ×
25分49秒 Real Rebel → 片エビ固め
※第46代王者が初防衛に成功。
試合後、GHCナショナル王者の征矢学がリングに上がり、ダブルタイトル戦を提案。OZAWAは「いいよ」と軽く承諾したが、続けて「そのナショナル、いらないんだけど」と一蹴。征矢の王座に対する価値観を嘲笑うような発言を残した。
バックステージでは、OZAWAが「ワグナーの弟、今日は頑張ったな。でもしょせんワグナーの弟ということしか、お前からは伝わらなかったな。まあチャレンジマッチとしては及第点かな。アッハッハッハッハア!」と、ガレノを揶揄しつつ、今後の防衛戦について「さっきもリングの上で言ったけど、征矢も挑戦してきてくれたし、あと丸さん、杉さん、あと拳ちゃんとか清宮。そこらへんもさ、挑戦してきてくれて全然いいし、もしプロレス分かんなくなったらいつでもアドバイスしてやるから、いつでも聞きに来いよ。そんな恐縮すんなって。プロレスのやり方教えてやるから、またあとでお話ししような。オー! アッハー!」と挑戦者を募った。
一方の征矢は「このベルトを獲り返して次のステップに進むために、ちゃんとナショナルくんも、このように神々しく喜んでんだろ? よーく聞いてみろ、ナショナルくんの声。大変ご満悦だよ。でもな、満足はベルトを獲り返してからじゃない。このナショナルのベルト、GHCヘビー級のベルト、どっちも俺の中では同等だと思ってる。確かに歴はあるかもしれない。こっちはまだ若いベルトだ。でもな、俺がGHCヘビー級のベルトを巻いたらナショナルくんも同じ扱いでもいいんじゃないのか? 俺はそれぐらいベルトに、このナショナルのベルトにも価値があると思ってる」と語り、「やっぱりGHCヘビー級、魅力的だよな。必ず俺がその魅力的なベルトを情熱的に! 巻かしてもらうぞ!!」と王座奪取に向けた覚悟を示した。
OZAWAの王座戦線は、新たな局面を迎えようとしている。
<写真提供:プロレスリング・ノア>
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