【東京女子】3・16大田区でプリプリ王座挑戦の辰巳リカが悲壮な思いを吐露!「心を鬼にして、みずぴょんには嫌われる覚悟で愛を持ってベルトを奪いにいきます」
東京女子プロレスが2月18日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「GRAND PRINCESS ’25」(3月16日、東京・大田区総合体育館)に向けて、タイトルマッチ調印式を行った。瑞希が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む辰巳リカが悲壮な覚悟を示した。
瑞希はイッテンヨン(1月4日)、後楽園で渡辺未詩を破り王座奪還。辰巳は1・11神戸での次期挑戦者決定バトルロイヤルを制して挑戦権を手中に収めた。瑞希にとっては初防衛戦で、両者はこれがシングル初対戦となる。
挑戦者の辰巳は「みずぴょんと出会ってから、ずっと一途に思いを募らせてまいりました。そして今やその気持ちは恋とか愛とか、そういったものを超越した…。みずぴょんが幸せなら私も幸せっていう境地にいます。私は2021年にプリプリの王者になって。防衛ロードは短命に終わり、その後も幾度となくチャンスや挑戦はしてきたものの報われることはありませんでした。でもやっぱり今もまだまだ成長していきたいって思ってます。できることならベルトと一緒に成長していきたいって願ってます。なので心を鬼にして、みずぴょんには嫌われる覚悟で3・16、愛を持ってベルトを奪いにいきます!」と心中を露わにした。
受けて立つ瑞希は「リカさんが私のことを好きだって言ってくださってるんですけど、私もリカさんのことはホントに大切に思ってて。これ、覚えてますか? たぶんリカさんが初めて私に書いてくれた手紙なんですけど、すごい長文なんですよ。私にこんな気持ちになってくれる人がいるんだって思うくらい、素敵な言葉が並べてあって、すごいうれしかったんです。でも最近は小さなメッセージカードに一言だけとかになってて…。長くいると、近くにいすぎると嫌われちゃうのかなって不安に思うことの方が多くて。だからリカさんを避けてたというか、あんまり近づきすぎないようにしてたんですけど。私、初めてリカさんとシングルマッチするってことは特別なことだなって思うので、私もリカさんに嫌われる覚悟ですべてをぶつけて。この手紙に書いてあるんですけど、たぶんキラキラしてる姿を好きだって思ってくれてると思うので、私は私らしくキラキラして。リカさんと一緒にキラキラして、その姿を一番近くでリカさんに見てもらったうえで防衛できるように頑張りたいと思います」とベルト死守を誓った。
ふだん、辰巳はタイトルに挑む際、強気な発言をすることが多いが、今回は慎重だ。「いつも強気に見えていましたか? 私はプロレスをするうえで、愛を持って戦うっていうのがいつもなんですけど。みずぴょんと戦うっていうのは、またさらに違った特別な愛なので、緊張は大きいかもしれないです」と本音もチラリ。
2・22両国KFCホール大会では2度目の前哨戦が控えているが、辰巳は「一度前哨戦はあったんですが…。ずっと近くで見てはきたものの、実際に闘うとなるとチャンピオン瑞希としてのすごみを間近で感じましたし、焦りました。だから、あんまり前哨戦はしたくないんです。ですが、もう1回決まっているので。うまく出し切らないように、手の内は明かさないで3・16に全部ぶつけたいって考えてます」と発言。
瑞希は「リカさんと今まであんまり戦ってこなかったので、戦ったときには好きだなって思いました。私、リカさんがベルトを獲ったら挑戦したいなって思ってた部分もあるので、リカさんとこのベルトをかけて戦えるのはすごくうれしいですけど。私もチャンピオンとして、真っ直ぐ歩いていきたいので。前哨戦やってもやらなくても、リカさんのことって分からないんですよ。もうその瞬間にしか分からないです。それぐらいつかみどころがないので、その瞬間瞬間、自分の気持ちに素直になってリカさんと向き合うしかないなって思ってます」と話した。
<写真提供:東京女子プロレス>
【動画】瑞希の可愛すぎるダンスに「ズルイでしょw」の声
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— 瑞希 official (@pyonspace) November 14, 2024