【東京女子】インター王者・鈴芽が“タッグパートナー”遠藤有栖との防衛戦に必勝宣言!「初めてシングルでベルトをかけて戦う夢の先で私が勝ちます!」

 東京女子プロレスが2月18日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「GRAND PRINCESS ’25」(3月16日、東京・大田区総合体育館)に向けて、タイトルマッチ調印式を行った。インターナショナル・プリンセス王者の鈴芽が、タッグチーム「でいじーもんきー(でじもん)」のパートナー遠藤有栖との防衛戦に向け必勝を期した。

 鈴芽はイッテンヨン(1月4日)後楽園で荒井優希を下し王座戴冠。2・8後楽園で難敵のジェイダ・ストーンを退けて初Vに成功。試合後、パートナーの遠藤から挑戦表明され、V2戦に臨む。

 遠藤は「私はここ何週間でタッグパートナーの存在って本当に大きいなって、改めて思いました。落ち込んでたときとか毎回毎回手を差し伸べてくれて。そんな鈴芽さんがいたから私は今ここに座っています。タッグトーナメントの初戦で負けて、その後のコメントブースで鈴芽さんが言ってくれたことに対して、私は何も答えられなかった。だけど、今なら答えられます。私たち、でじもん、大暴れします!」と意気込んだ。

 鈴芽は「有栖とは、いつかシングルのタイトルマッチがしたいって話していて。でもそれは本当に遠い未来の話というか、夢のまた夢の話だったんですよ。それを私はビッグマッチで実現したい。後楽園で防衛して伝えようと思っていたんですよ。そうしたら先を越されちゃって。こいつって思ったけど、同じこと考えていたんだなってすごくうれしかったです。有栖とシングル、初めてベルトをかけて戦うその先で、私たちは何を思うか分かんないけど、その答えを一緒に見にいこうと思います。夢の先で私が勝ちます!」とキッパリ。

 お互いのシングルプレイヤーとしての印象について、遠藤は「シングルは3回してて、全部負けてばかりだったんです。そんな鈴芽さんを近くで見てて、気持ちの強さが本当にすごいなと思ってて。私にできない、いろんなところから飛んでくることもできるし、尊敬するなって思うけど、今回このベルトをもらうのは私です」と発言。

 鈴芽は「遠藤有栖は、誰と闘っても最高の遠藤有栖だなっていつも思っていて。自分とは戦うことが少なくなったんですけど。それでも有栖がシングルでいろんな相手に全力でぶつかっていく姿は見ていて気持ちがいいし、なんか悔しいって思っていました。だからこそ今回ぶつかれるのが楽しみだなって思っています」と話した。

 タッグパートナーだけに、お互いを知り尽くしたうえでの試合になるが、遠藤は「知り尽くしているからこそ、まだ自分に何かできることがあるんじゃないかなって思っています」と述べた。鈴芽は「ジェイダ戦で、すごく対策をされていたんですね。私にとっては未知の相手に知り尽くされているという状態だったので。今回は逆に知り尽くされているけど知っているというのは、すごくやりやすいんじゃないかと思っています。だけど、有栖は試合のなかで100%以上のものを出してくるというか、成長していってしまうタイプだなと思っているので、そこはちょっと警戒していきたい」と警戒心も垣間見せた。

 遠藤はこれが2度目のインター王座挑戦になるが、「前回、(当時王者の)荒井優希と戦って、私は欲張りになれたなと思っていて。私、きょうだいが持っているものは全部欲しいと思っちゃうタイプなんです。だから、私は鈴芽さんが獲ったときから、ずっと欲しいって思っていました」とニヤリと笑った。

<写真提供:東京女子プロレス>

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