【全日本】斉藤ジュンが青柳優馬を振り切り三冠防衛! 宮原健斗が挑戦表明「そのベルト、返してもらおうか?」

全日本プロレスは2月24日、エスフォルタアリーナ八王子で「エキサイトシリーズ2025」を開催し、メインイベントでは三冠ヘビー級選手権が行われた。

王者・斉藤ジュンが挑戦者・青柳優馬を破り、2度目の防衛に成功した。

「エキサイトシリーズ2025」
開催日:2025年2月24日(月)開場時間15:00開始時間16:00
会場:エスフォルタアリーナ八王子 メインアリーナ
観衆:1,870人

王者のジュンは、9日の後楽園大会での世界タッグ戦で左足を負傷し、復帰戦がいきなりタイトルマッチという過酷な状況。

しかし試合が始まると、そのブランクを感じさせることなく、序盤から強烈な攻撃を繰り出した。

一方の青柳は、三冠初戴冠を目指し、スピーディーかつ緩急をつけた攻めを展開。徹底した足攻めで王者を追い込み、場外戦でも主導権を握った。

しかし、ジュンは耐え抜き、試合終盤には豪快な投げ技で反撃。最後は新技「デイズ・ガーン」で叩きつけ、3カウントを奪った。

<試合結果>

▼メインイベント(第7試合 ) 
三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第75代王者】斉藤ジュン 〇
vs
【挑戦者】青柳優馬 ×
23分48秒 DAYS GONE(デイズ・ゴーン)→片エビ固め
※第75代王者・斉藤ジュンが2度目の防衛に成功

試合後、ジュンはマイクを握り、「これで青柳兄弟との決着がついた。青柳優馬、あんたは素晴らしいレスラーだが、今日勝ったのは俺だ。きっちりとDOOMしてやったぜ」と勝利を誇示。さらに「俺の足を心配していたやつらがいるかもしれないが、この通りだ。何も心配するな」と観客に呼びかけた。

その直後、場内に流れたのは宮原健斗の入場テーマ。花道から姿を現した宮原は、「そろそろ、その三冠ベルトを返してもらっていいかな」と挑戦を表明。「この三冠ベルトが世界一似合う男はこの俺だ。3月29日、大田区で俺が取り戻す」と宣言した。

さらに「3月9日、世界タッグも奪い、3月で全てを失うぞ。その覚悟があるなら戦え」と畳みかけると、ジュンも「挑戦、受けてやるよ」と即答。さらに「甘いものを食べようとしていたのに邪魔しやがって…まあいい、これは青柳優馬からバレンタインにもらったチョコレートだ。『勝ったら食べる』と言ったからな、今ここで食べるぜ」と満足げに板チョコをかじった。

最後は「八王子DOOM!!」と高らかに叫び、大会を締めくくった。王者の貫禄を示しながらも、次なる挑戦者との戦いに向けた決意を見せた瞬間だった。

<写真提供:全日本プロレス>

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