4.27両国国技館で復活するハヤブサへ 戦友たちからのメッセージ！新崎人生「令和のハヤブサは自分の色を見つけてほしい」

4月27日に東京・両国国技館で開催される『LUCHA FIESTA ESPECIAL』において、新たな「ハヤブサ」が復活を遂げる。

この一報に対し、かつての戦友である新崎人生（みちのくプロレス）がコメントを発表した。

新崎は「2代目のハヤブサが誕生するという話を聞いた時、正直言ってあまり嬉しくなかったというのが本心です」と率直な心境を吐露。その理由について「もしもこの企画が単なる打ち上げ花火で終わるなら、やめたほうがいい」と語る一方で、「そうじゃなければハヤブサという大きな名前を背負っていく覚悟や勇気を持って闘ってもらいたいと思います」とエールを送った。

さらに、「江崎英二のハヤブサは江崎君にしかできないし、令和に生まれた新しいハヤブサは自分の色を見つけていってもらえばいいと思います」と期待を寄せ、「もし何か必要な時が来れば横に立ちたいと思います」と支援を惜しまない姿勢を示した。

＜新崎人生とハヤブサの関係＞
WWEで白使として活躍していた新崎人生は、みちのくプロレス凱旋となる1996年10月10日両国国技館大会のメインイベントでハヤブサと対戦。試合は新崎が初公開の高野落としでハヤブサから３カウントを奪ったが、激闘を通じて2人には強い絆が生まれる。新崎は大仁田厚引退以降の新生FMWには継続参戦しハヤブサとタッグを結成。その後、２人は鎖国路線だった全日本プロレスに参戦し、1997年9月6日・日本武道館大会で小橋建太＆志賀賢太郎と対戦し大きな話題となった。さらに同年の『97世界最強タッグ決定リーグ戦』に出場。戦績は2勝7敗に終わったが、三沢光晴、川田利明、スタン・ハンセン、スティーブ・ウィリアムスをはじめ多くの好勝負を展開した。1999年2月には第65代アジア・タッグ王者となる。華麗さと力強さを併せ持つ新崎人生＆ハヤブサの関係性はその後も変わることはなく、日本プロレス界に名を残すタッグチームとして活躍した。

そんな新崎が、令和の新たなハヤブサに向けて発した言葉は重い。「自分の色を見つけろ」――ハヤブサの名を継ぐ者に課された試練は決して小さくない。しかし、かつての戦友が見守る中で、新たな伝説が生まれる瞬間を迎えることになる。

『LUCHA FIESTA ESPECIAL』概要
日時：2025年4月27日(日) 12時00分開場 / 14時00分試合開始
会場：東京・両国国技館
主催：株式会社メキシコ観光

＜決定カード＞

▼ハヤブサ復活！シングルマッチ60分１本勝負
田中将斗VSハヤブサ

▼グラン・プレミオ(メキシコ式イリミネーションマッチ)
日本代表(後日発表) VS ウイロー・ナイチンゲール(アメリカ代表)、キラ(メキシコ代表)、タバタ(メキシコ代表)、エラ(メキシコ代表)、オリンピア(メキシコ代表)、サマンタ・ブラック(コスタリカ代表)

▼ユニバーサル・レスリング連盟リバイバル戦
ブラック・テリー＆サタニコvsエル・パンテーラ＆ネグロ・ナバーロ

▼ルチャ・リブレ スペシャルタッグマッチ
オクタゴン＆イホ・デ・オクタゴンvsパンテーラJr.＆佐々木大輔