【新日本】満員の後楽園で小島聡のラリアット炸裂! OKUMURAとのタッグでMLW世界タッグ王座死守「キャリア34年にしてこんなに充実した、こんなに素晴らしい気持ちはないよ!」
新日本プロレスは2月27日、東京・後楽園ホールで『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2025』第7戦を開催した。
『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2025』
日時:2025年2月27日 (木) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,457人(札止め)
この日の第3試合では、MLW世界タッグ王座の防衛戦が組まれ、小島聡&OKUMURA組がロス・デプレダドーレスのマグヌス&ルヒド組を迎え撃った。
両チームは2月22日の愛知大会で行われた軍団対抗タッグトーナメント1回戦で対戦し、マグヌス&ルヒド組が勝利していた。この試合は王者組にとって雪辱を果たしつつ、ベルトを守る重要な一戦となった。
試合は序盤から激しい攻防が展開された。小島とルヒドの先発で始まり、両者が力比べを繰り広げる。デプレダドーレスはスピーディーな連携攻撃で試合のペースを握ると、小島とOKUMURAを翻弄。場外戦に持ち込み、ボードを破壊するなど、荒々しい戦法を見せた。
しかし、王者組も意地を見せる。小島は「いっちゃうぞバカヤロー!」の掛け声とともにマシンガンチョップを炸裂させ、OKUMURAも反撃に転じる。試合終盤にはデプレダドーレスが必殺のコンビネーションを狙うも、これをかわした王者組が流れを引き戻した。
OKUMURAがマグヌスを場外に追いやり、トペ・コンヒーロを決めると、リング上では小島がルヒドに強烈なラリアットを叩き込み、カウント3を奪取。MLW世界タッグ王座の防衛に成功した。
<試合結果>
▼第3試合60分1本勝負
MLW世界タッグ選手権試合
<チャンピオンチーム>
OKUMURA
小島聡 〇
vs
<チャレンジャーチーム>
ルヒド ×
マグヌス
8分36秒 ラリアット→片エビ固め
※小島&OKUMURAが防衛に成功。
■試合後バックステージコメント
小島「ありがとうございました!(※と、OKUMURAと握手)」
OKUMURA「すごく苦しい戦いで。(2.24)京都で首から落とされて、昨日治療して臨みましたけど、今日、バックラッカーやられた時にまたムチ打ちみたいになって苦しかったけど、何とか、小島さん……」
小島「(※バラバラにされたOKUMURAの等身大パネルを渡されて)こんなんなっちゃった」
OKUMURA「アイツらよぉ! ふざけやがって! こんなことが許されると思ってんのかよ、この野郎! でもね、アイツらの手段だと思うんで、明日ももう1日頑張りましょう、小島さん(※と、小島と握手して先に控室へ)」
小島「2025年に後楽園ホールがあれだけのお客さんで埋まるっていうのは、本当にすごいことなんだよ! いろんな団体、いろんな興行を見てもらえばわかるし、2025年の今日、現在であれだけのお客さんが入るってことは、本当にすっごいことだと俺は、34年のキャリアですげえ感じてるから、今日もこうやってOKUMURA選手と、そしてメキシコで出会ったメキシコのすごい選手と試合することができて、キャリア34年にしてこんなに充実した、こんなに素晴らしい気持ちはないよ! 楽しくて楽しくて仕方がない。これも含めて、全て俺のプロレスラー人生の糧にしてやる。いっっっちゃうぞバカヤロー!」
マグヌス「ルヒド! 何が起きたんだ? やたらと気分が悪いぜ」
ルヒド「残念ながら今夜は、運に恵まれなかった。ロス・デプレダドーレスは、この敗北からも学ぶこともある。オイ、マグヌス、マグヌスとルヒドは、さらに大きなものを追い求めるぜ」
マグヌス「そうだな、ルヒド。再戦を要求する。闘いは続くぜ。CozyMAX! 準備を怠るなよ。ロス・デプレダドーレスはお前らを追い続けるぜ。リベンジマッチのチャンスをくれ! 俺たちは、いつどこのリングでも準備はできている」
ルヒド「また会おう」
<写真提供:新日本プロレス>
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