【全日本】宮原&青柳のビジネスタッグが世界タッグ挑戦「100代王者になる」迎え撃つ王者・斉藤ブラザーズは記録樹立に向け意気込み「最多通算防衛を目指す」

全日本プロレスは2月27日、都内事務所にて「ドリームパワーシリーズ2025」3月9日後楽園ホール大会で行われる世界タッグ選手権試合の記者会見を実施した。


©全日本プロレス

王者組の斉藤ジュン&斉藤レイ(斉藤ブラザーズ)、挑戦者組の宮原健斗&青柳優馬(ビジネスタッグ)が登壇し、一戦への意気込みを語った。


©全日本プロレス

斉藤ブラザーズは2月9日の後楽園大会で青柳亮生&青柳優馬の青柳兄弟を下し、世界タッグ王座史上最多となる8度目の防衛に成功。試合後、リング上に現れた宮原が「第100代王者になりたい」と王座挑戦を表明した。「パートナーのデイビーボーイ・スミスJr.はチャンピオン・カーニバルに向けて母国でトレーニング中。だが、俺は100代の王者になるという大きなビジネスを成し遂げたい」と語り、かつての盟友・青柳との“ビジネスタッグ”での挑戦を宣言した。

約8カ月ぶりの世界タッグ王座挑戦となるビジネスタッグ。宮原は「間違いなく日本プロレス界最高峰のタイトルマッチになる」と自信を示し、「斉藤ブラザーズは最優秀タッグ賞を獲得し、いま最も強いタッグチームだが、俺たちも負けない」と意気込んだ。一方の青柳は「ビジネスタッグの今後を考えた時、ビジネスの名の下に仕事を広げなければならない。斉藤ブラザーズが音楽活動をしているなら、俺たちも歌手デビューを目指す」と独自の展望を語った。

2023年10月9日角田大会で初戴冠し、12度の防衛に成功している斉藤ブラザーズ。ジュンは「12回防衛は一番ではない。暴走大巨人(諏訪魔&石川修司)と並んでいる。真の記録更新のため、13回目の防衛を果たす。その相手がビジネスタッグとは面白い」と挑戦を歓迎。レイも「俺たちはまだ満足していない。もっと上を目指すため、ここでつまずくわけにはいかない」と王座防衛への決意を語った。


©全日本プロレス

会見では宮原が「挑戦表明時の歓声が全てだ。ファンはビジネスタッグを求めている」と述べ、青柳も「100代王者にふさわしいのは俺たちだ」と主張。一方で「宮原を『こっちもけんと』として歌手デビューさせる」と突飛なプランも披露し、宮原が「それは青柳の考えで、俺は賛同していない」とツッコミを入れる場面もあった。

斉藤ブラザーズとビジネスタッグが激突する世界タッグ選手権試合は3月9日後楽園ホール大会で行われる。斉藤兄弟が13度目の防衛に成功するのか、それともビジネスタッグが100代王者に名を刻むのか。注目の一戦が迫る。

「ドリームパワーシリーズ2025」【開幕戦】
日時:2025年3月9日(日)10:15FC先行入場/10:30開場/11:30開始
会場:東京・後楽園ホール

▼世界タッグ選手権試合
<第99代王者組>
斉藤ジュン 
斉藤レイ 
vs 
<挑戦者組>
宮原健斗 
青柳優馬
※第99代王者組・斉藤ジュン&斉藤レイ、9度目の防衛戦

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加