【スターダム】スターライト・キッド&AZM&天咲光由がアーティスト王座初Vで、大奮闘のレディ・Cにゲキ!「おまえらスターダム引っ張るとか言ってたけど、1回自分自身を見つめ直せ!」
©STARDOM
女子プロレス団体スターダムが3月3日、東京・後楽園ホールで「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.」を開催。アーティスト・オブ・スターダム王者組でネオ・ジェネシスのスターライト・キッド&AZM&天咲光由が、挑戦者組でゴッズアイのレディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈を下して初防衛に成功。AZMはクイーンズ・クエスト時代の元同門のレディにゲキを飛ばした。
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レディはAZMをジャイアントスイング15回転でぶん回し、長身を利したチョークスラムで猛攻。レディはAZMに串刺しビッグブーツから、雪崩式チョークスラムを見舞うもAZMが切り返す。天咲が場外ダイブでともかと八神の動きを止めると、AZMがヌメロ・ウノでレディを仕留めた。
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AZMは「試合中のレディの歓声聞こえた?みんなレディのこと応援してたよ。今日勝ったのはAZMパイセンだけどな。元々、同じ仲間で、一緒に成長できなかったのは悔しいけど、レディかっこいいね。でも、おまえらスターダム引っ張るとか言ってたけど、まだまだそんなんじゃないな。おまえらは1回自分自身を見つめ直せ」と辛口エール。キッドは「この声援とAZMの言葉に甘えんじゃねぇよ。おまえらは、今回本気でがむしゃらに獲りに来るべきだったんじゃねぇの?私は認めてないから」、天咲は「私はまだ完璧じゃないし、粗削りなところもあるけど、一生懸命頑張ってこのベルトを巻いてる。だからまた待ってるよ!」とマイク。これに対し、レディは「絶対あきらめないから!絶対獲りにいくから待ってろよ!」と地声で返した。
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そして、最後にAZMがマイクを持つと、「アーティスト防衛戦、月1でやりたいと思ってるので、ネオ・ジェネシスをよろしく!」と締めくくった。
試合後、バックステージでコメント中のキッドのところに小波が現れた。3・2千葉で小波はキッドの持つワンダー・オブ・スターダム王座への挑戦を表明して、キッドが受諾していた。小波は「防衛おめでとう。今日鼻血出てない。前みたいに鼻血出て泣くかと思った。今日は鼻血出て、最後まで戦えないってならなくてよかった。さすが同期!」と陽動作戦を仕掛けた。
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また、王者=星来芽依vs挑戦者=フキゲンです★のハイスピード選手権(10分3本勝負)は、1本目、星来が流れ星で丸め込み、47秒で秒殺。2本目はフキゲンが41秒で後方回転エビ固めで3カウントを奪い、1-1に。3本目、フキゲンのムーサルト・プレスを自爆させた星来はドロップキックからさよなら✌を決めて勝利し、5度目の防衛に成功。星来は「私の目標はAZMさんの防衛記録を超えること。まだ次の挑戦が決まってないんですけど、ちょっとやりたいことがあるんで、そのうち、みんなに発表できたらなって思うので、みなさん楽しみにしててください」とコメント。
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「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.」
2025年3月3日(月)東京・後楽園ホール
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合
《王者組》スターライト・キッド&○AZM&天咲光由
(19分50秒、ヌメロ・ウノ)
《挑戦者組》●レディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈
◆ハイスピード選手権試合
《王者》○星来芽依(2-1)《挑戦者》●フキゲンです★
1本目:星来、0分47秒、流れ星
2本目:フキゲン、0分41秒、後方回転エビ固め
3本目:星来、1分47秒、さよなら✌→エビ固め
※星来芽依が5度目の防衛に成功
<文:ミカエル・コバタ>
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