【新日本】IWGPジュニア戦調印式 アキラ「俺が世界を驚かせる」 デスペラード「ステップと考えるのは間違いだ」

新日本プロレスは3月4日、東京・都内事務所にて、3月6日の『旗揚げ記念日』大田区総合体育館大会で行われるIWGPジュニアヘビー級選手権試合の調印式を実施した。

王者エル・デスペラードと挑戦者フランシスコ・アキラが出席し、それぞれの決意を語った。

アキラは「今日は自信満々で来るつもりだったが、本当はプレッシャーを感じている。これはキャリア最大の挑戦だ」と心境を吐露。続けて「2022年から新日本に参戦し、常にみんなを喜ばせることを意識して闘ってきたが、それに強い不満を持っていた。特に、この横に座るデスペラードが俺のことを一番下に見ていると感じる」と不満をぶつけた。

また、デスペラードがすでに次の挑戦者について言及していることに怒りを示し、「なぜ次の試合に集中しないのか。お前のその減らず口を大田区大会で叩きのめしてやる」と宣戦布告。さらに「この試合を経て、ようやく自分のやりたいことをやれるようになるし、言いたいことも言えるようになる。明後日のセミファイナルで俺が世界を驚かせる」と意気込んだ。

一方、デスペラードは「彼は自分の母国語ではない言葉で思いを語った。これは本当にすごいこと。彼の強い芯や人間性は尊敬に値する」としながらも、「揚げ足を取るようだが、ベルトは俺のやりたいことにとっては重要ではない。ただ、俺が持つ必要があるから狙ったし、防衛している。ジュニアヘビー級の試合のクオリティを担保するのは俺の役目だ」と語った。

また、「ベルトを持つことはジュニアヘビー級最高の証。それを“ステップ”と考えるのは間違いだ。アキラが“この試合を越えた先でようやくやりたいことができる”と言ったが、ベルトは呪いではない。やりたいことがあるなら今すぐやればいい」と主張。最後に「アキラに関しての言葉は『週プロ』のインタビューで語っているので、立ち読みではなく、ちゃんと買って読んでほしい」と締めくくった。

調印式は両者の強い意志がぶつかり合う形で終了。王者としての誇りを示すデスペラードと、ジュニアヘビー級の歴史を塗り替えようとするアキラ。3.6大田区大会での一戦は、ジュニアヘビー級の未来を左右する重要な闘いとなる。

■『旗揚げ記念日』
3月6日(木) 17:00開場18:30開始
東京・大田区総合体育館

➡対戦カードはこちら

<写真提供:新日本プロレス>

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