【新日本】53周年の歴史を刻んだ『旗揚げ記念日』大会、グラン浜田さんと西村修さんに捧げる追悼セレモニー
新日本プロレスは3月6日、東京・大田区総合体育館で『旗揚げ記念日』を開催した。
『旗揚げ記念日』
日時:2025年3月6日 (木) 17:00開場18:30開始
会場 :東京・大田区総合体育館
観衆:3,335人(満員)
この日、新日本プロレスは1972年に東京・大田区体育館で旗揚げを果たして以来、53年の歩みを振り返る特別な大会を迎えた。
大会は、メインイベントをはじめとする3つの王座戦を中心に繰り広げられ、観客の熱気とともに激闘が展開された。
会場には3,335人が集まり、新日本プロレスの歴史と伝統を祝う一夜となった。
大会開始前には、故・グラン浜田さんと故・西村修さんへの追悼セレモニーが行われた。
浜田さんは、新日本プロレスの創立メンバーであり、1972年に入門し、同年3月16日にデビューを果たした。
特にメキシコ遠征では、その卓越した技術と戦績によりトップ選手として名を馳せ、帰国後は初代タイガーマスクとの名勝負を繰り広げた。
“小さな巨人”と呼ばれた浜田さんは数々の伝説を残し、メキシコ現地時間の2月15日に74歳でその生涯を閉じた。
西村修さんは、1991年4月21日に新日本プロレスでデビュー。長年にわたる海外武者修行を経て、独自のファイトスタイルで多くのファンを魅了し、国内外で高く評価された。
2006年には新日本を退団し、後に自身が旗揚げにした参加した「無我ワールド・プロレスリング」や全日本プロレスで活躍した。
さらに2011年からは文京区議会議員として地域活動にも力を注いでいたが、食道がんにより2月28日に53歳で急逝した。
セレモニーでは四代目タイガーマスクが浜田さんの遺影を、棚橋弘至が西村さんの遺影を手にし、ファンと共に静かな時間が流れ、追悼のカウントダウンが響き渡った。
<写真提供:新日本プロレス>
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