【全日本】MUSASHIが立花誠吾を撃破!世界ジュニア王座V2「俺はせーちゃんと闘いたい」

全日本プロレスは3月9日(日)、東京・後楽園ホールで『ドリームパワーシリーズ2025【開幕戦】』を開催し、世界ジュニアヘビー級選手権試合が行われた。

「ドリームパワーシリーズ2025」【開幕戦】
開催日:2025年3月9日(日)開場時間10:30 開始時間11:30
会場:後楽園ホール
観衆:1,355人

試合は序盤から緊張感に満ちたレスリングの応酬で始まり、互いに隙を伺う展開。

立花は得意の首攻めを軸に試合を組み立て、エプロン上でのインプラントなど、容赦ない攻撃を重ねてMUSASHIを追い込む。

王者も懸命に耐えながら反撃の機会を狙い、打撃戦で立花の勢いを削いでいった。

終盤、立花が必殺のヤンキーハンマーを狙うも、MUSASHIがカウンターのトラースキックで迎撃。

さらに、ジャーマンスープレックスホールド、エストレージャ・フトゥーロと立て続けに繰り出し、最後は二天一流で3カウントを奪取。激闘を制し、王座を守り抜いた。

<試合結果>

▼セミファイナル(第5試合)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第70代王者】MUSASHI 〇
vs
【挑戦者】立花誠吾 ×
16分02秒 二天一流→片エビ固め
※第70代王者・MUSASHIが2度目の防衛に成功

試合後、MUSASHIとタッグを組む吉岡世起がリングに登場。

マイクを手にすると、挑戦者からの手紙を預かったとMUSASHIをからかう。

しかしMUSASHIは「せーちゃん、ふざけないでくれよ。もう次の挑戦者は決めてるんだよ。俺はせーちゃんと闘いたい」と真剣な表情で語り、吉岡を指名。

吉岡も「奇遇だね。俺もむーちゃんとは決着つけたいと思ってたよ」と応じ、29日の大田区総合体育館大会でのタイトルマッチが決定的となった。

全日本ジュニアを担う両者の激突。MUSASHIが王座を守り続けるのか、それとも吉岡が新たな歴史を刻むのか。

大田区での一戦が、全日本ジュニアの新たな局面を迎えることになりそうだ。

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>

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