【新日本】棚橋弘至がJust 4 Guysに本隊加入を要請、タイチ「まさかそんなことを言われるとはな……」

新日本プロレスは3月17日、福島・ビッグパレットふくしまで『NEW JAPAN CUP 2025』第8戦を開催した。

『NEW JAPAN CUP 2025』
日時:2025年3月17日 (月) 17:30開場18:30開始
会場:福島・ビッグパレットふくしま
観衆:722人

トーナメント準決勝戦が注目を集めるなか、第4試合のタッグマッチも大きな波紋を呼ぶ展開となった。

タイチ、上村優也、TAKAみちのくのJust 4 Guysは、デビッド・フィンレー、SANADA、ドリラ・モロニーのBULLET CLUB WAR DOGSと対戦。

両チームのメンバーはすでに『NJC』敗退が決定しており、それぞれの今後の動向が注目される一戦となった。

試合は開始早々、WAR DOGSが奇襲攻撃を仕掛け、場外戦を展開。フィンレーがタイチを痛めつける一方、SANADAは前日に挑発した上村を狙い撃ちにした。

試合が進むにつれ、上村とSANADAの攻防が白熱。上村は果敢に挑み、SANADAの攻撃を切り返しながら技を繰り出したが、最後はSANADAがSkull EndでTAKAを捕らえ、ギブアップを奪った。

試合後、フィンレーは「SANADAは冷血な男だ。従わないヤツには終わりしかない」とWAR DOGSの体制を強調。一方、Just 4 Guysのタイチは、敗戦に肩を落としながらも「3人でもまだ諦めない」と前を向いた。

そこへ現れたのが、新日本プロレス社長の棚橋弘至であった。タイチ、上村、TAKAの前に立ち、「タイチ、上村、TAKAさん……単刀直入に、手を組もう」と要請。さらに「DOUKIも含めた4人……本隊に入って。Just 4 Guysの魂は、持ってたらいいから。それよりも、BULLET CLUBの反則、介入で、離れていくファンを失う方が、新日本にとっては問題だから。1回、みんなで考えといて」と説得を試みた。

これに対し、タイチは「社長、本隊に俺たちの力が必要ってことですか?」と問いかけると、棚橋は「必要!新日本プロレスを好きになってくれたファンのみんなに、ガッカリさせたくないから、必要なんだ。必要」と断言。その言葉にタイチは困惑を隠せず、「まさかそんなこと、言われるとはな……。みじめか?俺ら3人だからみじめか?それとも本当に、俺らが必要なのか? だけど、俺らは俺らでやってんだ。そんな急に言われたってよ。DOUKIだって、DOUKIのことだって俺は待ってんだ。そんなこと急に言われたってよ……わかんねえよ」と自問自答を繰り返した。

最終的にタイチは「わかんねえよ。もう1回落ち着いて、3人、いや4人で、DOUKIも呼んでもう1回、俺たちの方向性、考えてやります」と語り、即答を避けた。Just 4 Guysの行方に、新たな選択肢が突きつけられた瞬間であった。

<写真提供:新日本プロレス>

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