【坂井永年のザッツ・絵んたぁテインメント!】〈07〉SANADA選手

イラストレーターの坂井永年(さかいながとし)先生によるイラストとコメントでプロレスラーを紹介!

 

昨年4月10日の新日本プロレス両国国技館大会「INVASION ATTACK 2016」のIWGPヘビー級タイトルマッチ、オカダカズチカvs内藤哲也 戦の試合中に突如現れ乱入し、内藤選手率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りを表明したSANADA選手

リング上では実際の身長よりも大きく感じられ、その後の試合を観ながら「レインメーカー(オカダ選手)の好敵手出現か?」とスタッフと話をしたものです。

例えて言うと「ゴジラvsメカゴジラ」や「人造人間キカイダーvsハカイダー」って感じでしょうか?

そのオカダ選手とは、翌5月3日の「WRESTLING DONTAKU 2016」で一騎打ち。

惜しくも敗れてしまいましたが好勝負を展開しました。

その頃の私は「いずれは描くことになるだろう?」くらいに思っていたのですが、共通の知人(本人の了承を得ていませんので名前は伏せますが)を通して「描いてほしい!」と頼まれたものですぐに描いてしまいました!

それが普通に頼まれたというのとはちょっと違いまして、その知人を新日本プロレスの試合に招待した時に知人がSANADA選手に観に行くことを連絡したら「誰からチケットを?」と聴かれたそぅで、イラストレーターの坂井からということを伝えると、SANADA選手から「ずっと描いてほしいと思っていた!」と返事が来たと言うもので、その情熱に負けてしまいまして(笑)

実際にお会いしてプレゼントしますと、「小学校の頃に兄が買った(私がパッケージや中に登場するレスラーのイラストを描いたNINTEDO64ゲームの)闘魂炎導からプロレスにハマりました!」と言って、喜んでくださいました。

うわぁっ!プロレスが好きで私の絵のこともというレスラーはいましたけど、私の絵が切っ掛けで本物のレスラーになってしまった選手がいたなんて!

長い間仕事をしているとそんなこともあるのですね!!

 

SANADA選手と内藤哲也選手、そしてYOSHI-HASHI選手の3人は新日本の同じ入門テストを受けていたのは有名な話。

合格したのは内藤選手で、YOSHI-HASHI選手は3度目のトライアウトで入門し、SANADA選手は全日本に入門しました。

因みに内藤選手は「当時から群を抜いた天才肌だった!」と某選手が言っていました。

お会いしたちょうど一年前のSANADA選手はそのYOSHI-HASHI選手と連日抗争中で各会場を熱狂の渦に巻いていました。

昨年のG1クライマックスでは棚橋選手やオカダ選手、真壁選手、全日本当時に師匠でもあった小島選手、ノアから参戦する丸藤選手がいるAブロックにエントリー。

ワクワクする試合ばかりでしたが、さて今年のG1はどんな対戦があるのでしょうか?

 

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