【ノア】OZAWAが北宮を挑発撃破!王者の存在感示す「所属レスラーをもっと信じろ」KENTAが次期挑戦表明
プロレスリング・ノアは22日、後楽園ホールで『STAR NAVIGATION PREMIUM 2025』を開催した。
『STAR NAVIGATION PREMIUM 2025』
日程:2025年03月22日(土)開始18:30 開場17:30 ※ダークマッチ開始:18:10
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,550人(札止め)
試合序盤から、OZAWAは挑発を交えたファイトで北宮を揺さぶる。スクワットを披露しながらの攻撃や、北宮の動きを誇張したパフォーマンスを見せるなど、心理戦を仕掛けた。
しかし北宮も動じることなく、強烈なラリアットを叩き込み試合の主導権を奪いにかかる。
終盤、北宮は必殺のダイビングセントーンで王座奪取を狙ったが、カウント途中で「TEAM 2000 X」のヨシ・タツがレフェリーの足を引き、試合を妨害。これを受け、北宮は怒りを爆発させ、セコンド陣を蹴散らしながらOZAWAに再び狙いを定めた。
しかし、隙を突いたOZAWAは華麗なバク転で相手の攻撃をかわし、リバースフランケンシュタイナーを炸裂。そこから一気に畳みかけ、サイトースープレックス、ビッグベンエッジ、そして必殺のReal Rebelで3カウントを奪った。
<試合結果>
▼メインイベント GHCヘビー級選手権試合
<王 者>OZAWA 〇
vs
<挑戦者>マサ北宮 ×
21分33秒 Real Rebel → 片エビ固め
※第46代王者が3度目の防衛に成功。
試合後、OZAWAは満員の観客を前にマイクを握ると、「この会場を満員にできたのは、ノア生え抜きのこのOZAWAの力だ」と誇示。さらに「所属レスラーをもっと信じろ。ノアの未来に投資しろ」と団体への提言を突きつけた。
そこに現れたのがKENTAだった。KENTAは「お前、話が長いんだよ。次は俺がそのベルトに挑戦する」と挑戦を表明。
だがOZAWAは「お前のボロボロの体では無理だ。ここを引退の舞台にするつもりだろ? だったら、ノーDQマッチで今度こそ終わりにしてやる」と突き放した。
このやり取りの末、4月14日の後楽園ホール大会でOZAWA&遠藤哲哉vs.KENTA&拳王のノーDQタッグマッチが決定。
さらにOZAWAは「万が一、生き残れたら5月3日、両国国技館でタイトルマッチをやってやる」と条件付きでのGHCヘビー級王座戦を提示した。
【OZAWA】「(遠藤と並んでコメント)4・14後楽園ホール大会、こちらのエンテツと一緒にノーDQマッチ、そして事実上のKENTAの引退試合を執り行いまーす! もし仮にですよ、仮にだけど、KENTAがそこで引退せずに終われることができたら、5月3日、両国国技館でタイトルマッチ、GHCヘビー級をかけて試合することになりましたあ。では! そういうことで、THE REAL REBEL」
【北宮】「GHCは! これほど届かないのか! NOAHに来て11年だよ。8度も挑戦してる。これ以上、もがき続けないといけないのか、俺は!」
【KENTA、拳王】
拳王「ヨシ・タツコール聞いた? あんなの。あいつここ数年あんなコールされたことねえだろ? 出てこいよ。それでもやんねえの? あいつ。何だよ。何がDQだよ、お前。何が傷がどうとか、めっちゃ見てるじゃん、俺の体。何で知ってんの? 俺の体のどこに傷があるか。怖い。怖いよ。ストーカー? いつでもやってやるって? OZAWAに言っとくぞ。ノーDQマッチ、ナメんなよ。俺が生き残ったらどうのこうのっていうけど、せいぜいお前のほうこそしっかり生き残れよ。それでな、5月3日、両国。そのベルト俺が獲ってやるよ。怖いよ、怖い。今、若手のOZAWA人気、俺が止めちゃうのが怖いよ、OZAWA。しっかり今のOZAWA人気継続してくれよ。俺も潰しにいくからよ。終わらせにいくから覚悟しとけ」
拳王「KENTAの体見過ぎなんだよ! おい、OZAWA。KENTAの体見ていいのはケンケンタッグのこの拳王だけだ」
KENTA「いや、お前もダメなんだよ。なに勝手に見てるんだよ? 怖いよ。何で自分だけ許されてると思ってんの? 怖いよ」
拳王「お前の体を見ていいのは、このケンケンタッグの…」
KENTA「何の会話だよ? これ。怖いよ。何でお前だけいいんだよ? どういうことだよ」
拳王「OZAWA、お前な、NOAHの悪口言いたくてNOAHに入ったのか? 何がしたいんだ? 俺がな、4・14ノーDQマッチでお前を終わらせてやるよ。そしてKENTAの体……なんだよ? お前、おい。突っ込めよ。こんなんでいけるのかよ?」
KENTA「(苦笑) 最後まで言えよ。しつけえなと思ったけど。長いよ、お前」
拳王「まあいいよ。4・14見せてやろうぜ」
KENTA「やってやるよ」
OZAWAが築き上げた独自の王者像は、次なる試練を迎えることとなる。果たして、KENTAとの戦いはノアの新たな局面を生み出すのか。注目の一戦が迫っている。
<写真提供:プロレスリング・ノア>
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