【東京女子】長谷川美子が7.8新宿大会での引退を発表「最後の日までベルトも狙っていきたい」

東京女子プロレスは27日、記者会見を行い、長谷川美子が7月8日新宿FACE大会で東京女子プロレスを卒業、プロレスを引退することを発表した。

長谷川は2019年11月アクトレスガールズ後楽園ホール大会でデビュー。2021年6月に「頸椎椎間板ヘルニア」「首の圧迫骨折」と診断され無期限の休業に入り、同年12月末でアクトレスガールズがプロレス団体としての活動を終了。2022年7月ガンバレ☆プロレス大田区総合体育館大会で入団を発表、8月に再デビュー。2024年3月にガンバレ☆プロレスがCyberFightから独立の際に退団、フリーとなった。

そして、2024年9月から東京女子プロレスにレギュラー参戦をしていた。

会見で長谷川は引退理由について「ガンバレ☆プロレス退団後にもうプロレスを引退しようと考えていたんですけれども、その時に髙木社長(現・取締役副社長)にお話しさせていただいたところ『やりたいことはすべてやったほうがいいよ』とお伝えいただいて、その中で私は東京女子プロレスに出たいという強い思いがあったので、それをお伝えしたところ、レギュラー参戦が決まりました。東京女子プロレスに参戦させていただいて、輝く選手を見るたびに”ああ辞めたくないな”とか”続けたいな”とかいう思いはあったんですけれども、同い年の赤井沙希さんや角田奈穂さんが引退後も活躍されているのを見て、自分も一区切りつけなければいけないなという風に感じて今回引退を決断いたしました」と理由を明かし、アクトレスガールズ、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレスなどへの感謝も述べた。

また、決断のタイミングやきっかけについて、フリーランスで活動していた際の難しさを痛感し、東京女子プロレスに参戦して楽しくプロレス人生を送っていたが「同い年の先輩方が辞めていく姿を見て、でもその先輩方は10年以上、10年近くやってらっしゃる先輩だったので、そこで私はまだ3~4年しかやってないって思って。まだまだやれることあるよなって、ちょっと見て見ぬふりをしていた部分もあったんですけど。辞めてからの人生のことも考えて、いま自分最高潮だと思っているので。この状態で引退をしたいなという風に思いました」と説明した。

そして、やりたいことについて聞かれると「東京女子プロレスに参戦させていただいた時に、一番最初のマイクで『東京女子プロレスの選手全員と闘いたい』とお伝えして、まだそれが叶ってないので、もうこれからはどんどんわがままを言って、この願いが叶っていったらいいなって思いますし。やっぱり自分の中で一番の象徴、ベルトっていうのを欲しいって思っているので、そこもどんどんわがままを貫いていきたいなって思ってます」として、狙うベルトについては「私は鈴芽さんが持っているベルトに挑戦したいって思っています」と明言した。

理由として「ガンバレ☆プロレスの時から鈴芽さんと対戦させていただいたり、組ませていただいたりして、私の中で東京女子プロレスの象徴みたいな存在だったんです。なので、鈴芽さんへの思いは自分の中ですごく強くて。鈴芽さんが持っているベルト(インターナショナル・プリンセス王座)に挑戦したいって思いはあります」とした。

そして、引退試合についての希望について聞かれると「まだ明確には決まってないですけど、やりたい選手がホントに多すぎて。でも強い相手に挑みたいっていう、最後まで強い選手に勝ちたいって思いがあるので。最後の日までベルトも狙っていきたいと思っています」と語った。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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