【DDT】KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが4・6後楽園決戦を前に挑戦者・高鹿佑也を一刀両断!「高鹿がベルトを獲ると思っている人はいない」

 DDTプロレスが3月27日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「お花見プロレス2025【DAY2】」を開催。大会開始前に、「CHANGE AGE 2025 ~4月は僕の嘘~」(4月6日、東京・後楽園ホール)で行われるKO-D無差別級選手権試合(王者=クリス・ブルックスvs挑戦者=高鹿佑也)の公開調印式が実施され、クリスが若き挑戦者をバッサリ斬り捨てた。

 先の若手リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2025」(DGC)を制覇して挑戦権を手にした高鹿は「2025年は高鹿佑也の年にする。年が明けてから僕はずっとそう言い続けてきました。今回のタイトルマッチはただの若手のチャレンジマッチではなく、僕が自分の力でDGCで優勝して、挑戦権と大きな自信を得て、チャンピオン、クリス・ブルックスの前に立つ、立派な無差別級の選手権試合だと思ってます。今のDDTを引っ張ってるのはクリスであり、DNA世代の先輩たち、そのほかの凄い先輩たち。そのなかで、メインストーリーに僕たちDGC世代も入っていかなきゃいけない。このベルトを獲って、新しいDDTを僕たちDGC世代のトップとしてやっていきたいと思うので、このベルトを必ず獲りたいと思います」と意気込んだ。

 これが4度目の防衛戦となるクリスは「4月6日、そのニセモノ遠藤哲哉に勝つ。DGC優勝したから挑戦する、DGCは若手のリーグ戦。我々のレベルは全然違う。わかってる? コメントの後、みんな“高鹿頑張れ”と拍手した。本当に高鹿がこのKO-D無差別級のベルトを獲ると思っている人はいないと思います。(DGCで)優勝した、おめでとう。でもこれ(KO-D無差別とは)関係ない。絶対後楽園でベルト防衛します」と一刀両断。

 ここで質疑応答へ移り、「DGC優勝後、ファンの方々からの後押しというのは感じるか?」との質問が飛ぶと、高鹿は「DGCが終わってから各地の大会で、初めてサイン会に来てくれた方から“DGC優勝おめでとう”と言ってもらえる機会が凄く多くて。いろんな人がDGCの闘いを見てくれてたんだなと実感してます」とコメント。

「DGC優勝後、高鹿と対戦して成長を感じるか?」と問われたクリスは「何もない。新しいキラキラのダサいコスチューム作っただけ」とキッパリ。

 フォトセッションに移り、高鹿がDGCの優勝トロフィーを手に撮影に臨もうとすると、クリスが「ちょっと待って。写真でそれは必要ない。DGCは終わった。トロフィーは関係ない。(かかっているのは)このベルトだけ」とピシャリ。高鹿はトロフィーを置くとクリスをにらみつけ、ピリピリモードのなかで調印式は終了した。

<写真提供:DDTプロレス>

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