【全日本】斉藤ジュンが宮原健斗との激闘制し三冠防衛!チャンピオン・カーニバルへ弾み「これからは俺が全日本プロレスの顔だ」
全日本プロレスは3月29日、大田区総合体育館で「ドリームパワーシリーズ2025」最終戦を開催し、メインイベントでは三冠ヘビー級選手権試合が行われた。王者・斉藤ジュンが挑戦者・宮原健斗を下し、3度目の防衛に成功した。
「ドリームパワーシリーズ2025」【最終戦】
日時:2025年3月29日(土)開始16時00分
会場:大田区総合体育館
観衆:2,098人
昨年の世界最強タッグを制し、世界タッグ王座を長く保持していた斉藤ジュン&レイの”斉藤ブラザーズ”に対し、宮原は3月9日の後楽園ホール大会で青柳優馬とのコンビで勝利。第100代世界タッグ王者となり、勢いそのままに三冠ヘビー級王座挑戦に名乗りを上げた。
試合は序盤から両者の意地がぶつかり合う激しい展開となった。宮原は場外戦を仕掛け、ブラックアウトで流れを引き寄せると、終盤には必殺のシャットダウンスープレックスを狙い、勝負を決めにかかった。
しかし、斉藤ジュンは最後までそれを許さず、逆転のサイコブレイクで3カウントを奪取。団体のエースを打ち破り、王者の貫禄を見せつけた。
<試合結果>
▼メインイベント(第7試合)60分1本勝負
三冠ヘビー級選手権試合
<王 者>斉藤ジュン 〇
vs
<挑戦者>宮原健斗 ×
27分24秒 サイコブレイク→片エビ固め
※第75代王者・斉藤ジュンが3度目の防衛に成功
試合後、リング上でマイクを手にした斉藤ジュンは「三冠ベルト防衛したぜ!」と勝利を宣言した後、「俺が全日本プロレスに入団したとき、目標にするプロレスラーは誰かと聞かれ、こう答えた。『宮原健斗です』と。あの時のあの言葉、やっぱり間違ってなかったな。宮原健斗、アンタ最高のプロレスラーだ」と最大級のリスペクトを送り、ファンの拍手を浴びた。
さらに、「これから俺たち斉藤ブラザーズの時代の幕開けだ。みんな俺に付いて来い。全日本、DOOM!」と叫び、王者としての覚悟を示した。
📢3.29大田区バックステージコメント
斉藤ジュン「やったぜ。やっと宮原健斗を三冠戦で倒すことができた。これからは俺が全日本プロレスの顔だ。みんな俺についてくるがいい。いやぁ、最高の舞台だった。宮原健斗はやっぱり最高のプロレスラーだな」#ajpw #ゼンニチ開花宣言 pic.twitter.com/mggHWJUadD
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) March 29, 2025
バックステージでは「やっと宮原健斗に三冠戦で勝つことができた。これからは俺が全日本プロレスの顔だ。みんな俺に付いてくるがいい」と堂々と語り、4月9日から開幕するチャンピオン・カーニバルに向け「三冠王者のまま全勝優勝してやるぜ」と高らかに春の祭典制覇を宣言。
また、「最高の舞台だった。宮原健斗はやっぱり最高のプロレスラーだな。せっかくのお花見シーズンだ。気分よくお花見に行って、お酒でも飲んで、甘いものでも食べに行こう。来たいヤツは来るがいい。DOOM!」と締めくくり、試合後も圧倒的な存在感を示した。
全日本プロレスの象徴である三冠ヘビー級王座を巡る戦いは、これからさらに激しさを増していくことになりそうだ。
<写真提供:伊藤ミチタカ>
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