【全日本】安齊勇馬&HAYATOがアジアタッグV5、防衛戦突破で春の祭典へ「必ず結果出します」

全日本プロレスは3月29日、大田区総合体育館にて「ドリームパワーシリーズ 2025」最終戦を開催し、アジアタッグ選手権試合が行われた。王者組の安齊勇馬、ライジングHAYATOが挑戦者の大森北斗、吉田隆司を下し、5度目の防衛に成功した。

「ドリームパワーシリーズ2025」【最終戦】
日時:2025年3月29日(土)開始16時00分
会場:大田区総合体育館
観衆:2,098人

序盤から挑戦者組は猛攻を仕掛けた。吉田のパワフルな攻撃に耐えながらも、HAYATOがスピードを活かして応戦。大森は安齊を追い詰め、得意のスープレックスを次々と繰り出したが、安齊はギリギリのところで耐え抜いた。

HAYATOの援護もあり、終盤には王者組が試合の流れを掌握。安齊がジャンピングニーを叩き込み、大森を追い詰めると、最後はギムレットで3カウントを奪った。

<試合結果>

▼セミファイナル(第6試合)60分1本勝負
アジアタッグ選手権試合 
<王者組>
ライジングHAYATO 
安齊勇馬 〇
vs
<挑戦者組> 
大森北斗 ×
吉田隆司
22分00秒 ギムレット→片エビ固め
※第125代王者組・ライジングHAYATO&安齊勇馬が5度目の防衛に成功

試合後、安齊は「大森北斗…どっちがカッコイイか、ずっと言い争ってきたけど、今日はちょっとだけ俺の方が強くてカッコよかったな。ただお前のプロレス、俺は好きだし、今日は俺の次くらいにカッコイイと思いました」と語り、ライバルへの敬意を示した。

そして、視線はすでに次の目標へと向かっている。4月9日に後楽園ホールで開幕する「チャンピオン・カーニバル」への出場を控え、「今年までかな、俺が最年少優勝を狙えるのは。必ず結果出します」と力強く宣言。2022年に青柳優馬が樹立した26歳6カ月の最年少優勝記録の更新を目指す。

アジアタッグ王座の防衛を重ね、確かな成長を見せる安齊。春の祭典での活躍が期待される。

<写真提供:伊藤ミチタカ>

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