【スターダム】中野たむが安納サオリとの7年ぶりの決戦を制し4.27敗者引退マッチへ弾み「次は赤いベルトを懸けて」そしてウナギ・サヤカが突如参戦要求!


©STARDOM

女子プロレス団体スターダムの4月2日後楽園ホール大会において、中野たむが安納サオリとのシングルマッチに勝利し、4月27日に控える上谷沙弥との敗者引退マッチに向けて弾みをつけた。

『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Apr.』
日時:2025年4月2日(水)
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,458人


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たむにとって安納は、2016年のデビュー戦の相手であり、これまでシングル戦では一度も勝てていなかった。7年ぶりの対戦となったこの試合は、両者の意地が激しくぶつかる展開となった。


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序盤は慎重なグラウンドの攻防から始まり、両者ともに譲らぬ展開を見せる。中盤に差し掛かると、場外戦に発展し、エプロンでの攻防が試合の流れを変えた。


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たむのスーパーキックからのタイガースープレックスが炸裂し、安納を場外に追い込む。このダメージが響く中で、リングに戻った後もたむが主導権を握った。

終盤、安納も雪崩式ハリケーンラナやドラゴンスープレックスで反撃を試みるが、たむはこれを耐え抜く。


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最後は強烈な張り手からのバイオレットスクリュードライバー、そしてリストクラッチ式タイガースープレックス、トワイライトドリームを決め、18分35秒の熱戦を制した。

<試合結果>

▼メインイベント スペシャルシングルマッチ
安納サオリ ×
vs
中野たむ 〇(フリー)
18分35秒 トワイライトドリーム


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試合後、たむはマイクを握り「サオリちゃん、向き合ってくれてありがとう。超強くなったでしょう。不安、消し飛んでいったんじゃない?」と語り、自信をのぞかせた。

これに対し、安納も「中野たむ、ナメんな。めちゃくちゃ強い! たむ、負けるな、勝て!」と激励。

さらに、たむは「赤いベルトをかけてあなたと戦いたい。そこが次の頂点!」と、ワールド王座を奪取した際には安納の挑戦を受ける意向を表明した。


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試合後には突如としてウナギ・サヤカが登場。すでに出禁となっているはずのウナギがリングに上がると、たむは「出禁にしたはず!」と困惑。

しかし、ウナギは「出禁になったのは中野たむがスターダム所属の時。今はフリーなんだから問題ない」と主張し、観客の笑いを誘った。

さらに、「4月6日安城でコズエンを卒業したい!」と突拍子もない提案をし、会場をざわつかせた。


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横浜アリーナでの大一番を控え、たむは大きな勝利を収めた。

27日、ワールド王座を懸けた試合で、引退を阻止できるのか。その結果次第では、安納との再戦が現実となるかもしれない。

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