【スターダム】メイン終了後、ウナギ・サヤカが電撃登場し強引に試合オファー「今日の白川未奈の姿を見たら、ちゃんとコズエンを卒業したくなった」

女子プロレス団体スターダムの4月2日後楽園ホール大会で、再び”極彩色に翔ける傾奇者”ウナギ・サヤカが登場し、騒然とした場面が繰り広げられた。

この日、”COSMIC ANGELS”(コズエン)の一員である安納サオリとの激戦を制した中野たむは、27日の横浜アリーナ大会で控えるワールド王者・上谷沙弥との「敗者引退マッチ」へ向けた決意を語っていた。

その最中、突如としてウナギがリングイン。場内にはブーイングが起こるも、意に介さず「一緒に頂点、目指そ!」とマイクを握った。

かつてスターダムのリングを離れ、現在はフリーとして活動するウナギだが、たびたびスターダムの大会に現れては騒動を巻き起こしてきた。

たむは「出禁にしたでしょ! 誰が通したの?」と不満を露わにしたが、ウナギは「出禁にしたのは、中野たむがスターダム所属の時の話。あなた今はフリーでしたっけ?」と反論。

さらに「何ならウナギ・サヤカのほうが先輩だから、敬語使ったほうがいいんじゃない?」と挑発し、観衆の笑いを誘った。

続いてウナギは、「今日の白川未奈の姿を見たら、ちゃんとコズエンを卒業したくなった」と語り、4月6日の愛知・安城大会で中野、安納とトリオを組み、コズエンとして試合をしたいと提案。

「あのプロレスってこういうもんだからさ。4月6日、安城! オマエの誕生した場所で中野たむ、安納サオリ! 横でオマエらを査定してやるよ」と勝手に試合の開催を宣言した。

さらにウナギは、会場にいたスターダムの岡田太郎社長に視線を向け、「こんなお金のにおいがするカード、やらないなんてことはないよね?」と念を押す。岡田社長が軽くうなずくと、「社長が言ったことは絶対だから、中野たむ、覚えとけよ!」と捨て台詞を残し、リングを後にした。

試合後のバックステージでも、ウナギは記者陣に紛れ、動画を撮影しながら「その未完成の地図の中にウナギ・サヤカさんもいらっしゃるんでしょうか?」と質問。これに対し、たむは「(地図の端の方を指して)このへんにね」と答え、場を和ませた。

4月27日の横浜アリーナ大会での「敗者引退マッチ」を控えるたむにとって、この突発的な”ウナギ劇場”がどのような影響を与えるのか。安城大会での一戦が、たむの進む道にどんな意味を持つのか、注目が集まる。

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