【ガンプロ】渡瀬瑞基、復帰戦に向け新たな目標を語る「国内外のベルト獲得を目指す」

ガンバレ☆プロレスの渡瀬瑞基が、アキレス腱完全断裂での長期欠場を経て復帰戦を迎える。渡瀬は、2025年4月11日(金)に後楽園ホールで行われる「マッドマックス2025」の第3試合、8人タッグマッチに出場する。復帰戦の相手には、岩崎孝樹、和田拓也、阿部史典、川上翔大が名を連ね、復帰を果たす渡瀬がどのようなパフォーマンスを見せるかが注目される。渡瀬は欠場期間中の心境について「とても長く感じ、焦りを感じる日々だった」と振り返り、復帰に向けての意気込みを語った。

また、今回の試合では対戦相手として阿部や川上との新たな対決に意欲を見せ、川上には「自分の経験を伝えたい」とコメント。さらに、今後の目標としては国内外のベルト獲得に意欲を示し、海外での挑戦も視野に入れるなど、復帰後の活躍に対する強い決意を感じさせた。

①欠場期間中の心境

――渡瀬選手、まずは欠場期間中の心境についてお聞かせください。

正直、今回の欠場はとても長く感じました。過去に腕を骨折して欠場したことはありますが、今回は4ヶ月という期間でした。検査結果が出る前は非常に不安で、時間がすごく長く感じました。特に、新団体としてガンバレ☆プロレスを立ち上げた直後に自分がいないことで、焦りや置いていかれた感覚が強かったですね。先頭で引っ張っていくつもりだったので、何もできない自分に悔しさを感じていました。

――そのような中で、気持ちをどう紛らわせていたのでしょうか?

気持ちを紛らわせることはできませんでしたが、欠場している間もガンバレ☆プロレスの試合をすべて見ていました。どの試合も非常に面白く、これに自分が加わるともっと爆発的に面白くなるだろうなと思っていました。ファンの皆さんにもその爆発的な面白さを早く見せたいですね。

 

②復帰戦を目前に控えた現在の心境は?

――復帰戦が8人タッグマッチに決まりましたが、対戦相手についてはどう感じていますか?

▼渡瀬瑞基復帰戦 8人タッグマッチ
 渡瀬瑞基&入江茂弘&趙雲子龍&レッカ 
 vs 
 岩崎孝樹&和田拓也&阿部史典&川上翔大

いつも相手が誰だから特別思うことはそこまでないんですけど、阿部くんとの対戦はおいしいなと思っています。彼は今すごく乗っていますので。自分のチームにはタッグ王座のパートナー入江さんがいて、阿部くんとノムタク(野村卓矢)のアストロノーツに僕たちはドイツで勝っているので、そこもあっちが意識してきたら面白いなと思います。あと他の選手とは試合をしたことがあるんですけど、川上(翔大)とはまだ試合をしたことがないので、ここでの対戦も非常に楽しみにしています。

――川上選手に対してはどんな印象をお持ちですか?

川上とは欠場中に何度も話をしました。試合前後に色々を聞いてきます、エルボーの打ち方を教えてくださいとか。やっと試合で教えることができるので楽しみですし、選手としても非常にやりがいを感じます。川上がどう成長しているのかを見るのも楽しみです。

 

③今後の目指す方向性

――今後の目指す方向性についてお聞かせください。

もちろんガンバレ☆プロレスのベルトを狙っていきますが、それだけではなく、他団体のベルトにも挑戦したいと思っています。特に日本国内のベルトに固執するつもりはなく、世界のベルトを狙っていきたいですね。実はウガンダのプロレス(SGW)も日本人で初というのを密かに狙っていたんですけど島谷(常寛)くんが行って…。俺、プロレス人生で2回だけ嫉妬したことがあるんです。DDTにいた頃、デスマッチをやりたいと思っても、なかなか実現できなかったことがありましたが、勝俣瞬馬がデスマッチをやって大爆発した時に『うわー!』って嫉妬したのと、島谷くんのウガンダです(苦笑)。

――悔しかったと思いますが目の付けどころがいいですね。

でも早いもの勝ちでやった人が強いですからね。ただ飛行機プロレスを最初にやったのは自分なんです。

――海外進出に関しては具体的にどんな国を視野に入れていますか?

アジア圏にもっと進出したいと考えています。アジアの中にはまだプロレスがあまり知られていない地域も多く、そういった場所でプロレスを広めていければと思います。また、日本人として初めて行く場所や、初めてプロレスをする国でもやりたいですね。それに、自分自身の力で切り開くことが重要だと感じています。他の誰かの力を借りることなく、自力で道を開いていきたいと思っています。

――そうした大志を持ちながらも、実際には色々な試練も乗り越えてきた渡瀬選手ですが、どのような経験が印象に残っていますか?

プロレスの中で、いくつかの経験が自分を成長させてくれました。特にそれを乗り越えて今の自分があると思っています。何より、自分がしたいことを実現するために頑張り続けることが大切だと感じています。

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