【ノア】ガレノが遠藤を撃破し悲願のGHCナショナル初戴冠!試合後サクソンが宣戦布告

プロレスリング・ノアは4月11日、新潟市体育館にて『SUNNY VOYAGE 2025』新潟大会を開催した。

『SUNNY VOYAGE 2025』
日程:2025年4月11日(金)開始18:30開場17:30
会場:新潟・新潟市体育館
観衆:1,092人

メインイベントではGHCナショナル王座決定トーナメント決勝戦が行われた。ガレノが遠藤哲哉を23分46秒、ガレノスペシャルで下し、第17代王者の座を手にした。

新王者誕生の瞬間、場内にはガレノの祖国・メキシコを讃える「ビバ・メヒコ」の大合唱が響いた。

遠藤がTEAM2000Xの介入を巧みに利用し試合を主導した序盤、ガレノは一族伝統の振り向きざまの反撃で流れを切り替えると、一進一退の攻防が続いた。レフェリーの死角を突いた急所攻撃にも屈せず、最後は渾身のガレノスペシャルで勝利をもぎ取った。

▼メインイベント(第8試合)
GHCナショナル王座決定トーナメント
FINAL ROUND
ガレノ 〇
vs
遠藤哲哉 ×
23分46秒、ガレノスペシャル→片エビ固め
※ガレノが第17代王者となる。

試合後には清宮、アレハンドロ、カイがビールを持ってガレノを祝福。ガレノにも手渡すと「応援してくれたNOAHファンの皆さん、ありがとうございました。今までの努力がこうしてベルトという形になりました。母、兄、父、姉妹、家族みんなの応援もあってこのベルトを獲ることができました。ビバ、メヒコ! ビバ、ハポン!ビバ、NOAH!」と語った。

一方、敗れた遠藤は「ガレノ、お前、ナショナルのベルトを巻いたぐらいで、兄に近づいたなんて思ってんじゃねえぞ。ただ、この俺に勝ったっていう事実は残った。3流プロレスラーから一気に1.5流くらいには上がったんじゃねえか。まあ、今日の負けはいつか取り返しにいってやる。それより次、4月14日、後楽園ホール、ノーDQマッチ。OZAWA&遠藤対拳王&KENTA。次行われるのは、KENTAの引退試合だけじゃねえぞ。拳王の血祭りも同時に行われる。お前ら楽しみにしとけよ」と悔しさを滲ませながらも、次なる戦いへ気持ちを切り替えていた。遠藤にとってこの敗戦は、通過点にすぎない。

さらにバックステージでは、サクソン・ハックスリーが次期挑戦者として名乗りを上げた。「ガレノ、お前は世界最高の選手の1人だ。世界中の情熱を集めないとお前を倒せないことぐらいわかってる。ナショナルのベルトを情熱RATEL’Sの元へ持ってくるぞ!ジョーネツー!ジョーネツー!ジョーネツー!ジョーネツー!」と語気を強め、情熱的な挑戦表明を行った。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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