【2AW】旭志織が大石真翔との20年の絆で挑戦者迎撃へ!“節操なしの実力者”CHANGO&本田アユムに警戒「ベルトを持った状態で7.7自主興行の日を迎えたい」
④7月7日、大石選手との自主興行について
――7月に千葉で自主興行の開催が決定したと聞きましたが、その開催に至った経緯を教えてください。
旭:これがですね、昨年のことだったと思います。CDK(高梨将弘&クリス・ブルックス組)の結成5周年記念ということで試合する際に、その対戦相手に自分と大石真翔が選ばれたんです。記念の節目に呼んでもらえるっていうのはすごく光栄でしたし、そのときに「結成〇周年」という考え方があるんだなって、改めて気づかされたんですよ。
――タッグとしての「周年」を意識されたきっかけだったと。
旭:そうなんです。自分はデビューして23年になるんですけど、大石さんと正式にタッグを組み始めたのが2005年の1月。数えてみたら、2025年1月でちょうど20周年なんですよ。それなら、この節目に何かしらやるべきじゃないかと考えました。
――なるほど。過去にも自主興行を何度か開催されていましたよね?
旭:はい、実は今回で4回目になります。最初が「RAN」、そこから「TEN」と次の「SIN」まで開催して、そして今回の「MAN」を開催する事でようやく「天真爛漫」で結べる感じです。どれも自分の色を出した興行でしたが、大石さんがDDTに上がってから本当に多忙になってしまって、10年近く自主興行ができてなかったんです。でも今回、大石さんがフリーになったタイミングだったこと、そしてタッグ20周年という節目が重なったこともあり、これは「今やるしかない」と。
――それで今回の興行に踏み切ったと。
旭:ただ正直、準備はバタバタでした(笑)。本当は4月には情報解禁したかったんですけど、スケジュールの都合などもあって進行が少し滞ってしまって。まだ対戦カードの発表までには至っていませんが、現在は興行全体の企画面を詰めている段階です。
――対戦カードも気になるところですが、それは今後のお楽しみですね。今回の大会では、旭さんと大石さんのタッグに焦点を当てていく形になるのでしょうか?
旭:基本的にはそう考えています。ただ、現時点ではまだ正式決定に至っていない部分もあって、柔軟に動かしながら検討中です。でもやっぱり、自分たちの20周年ということで、タッグを中心に据えた内容にしたいという気持ちは強くあります。
――それにしても、20年もコンビを続けてきたというのはすごいことですね。
旭:そうですね、お互いに団体を移ったり、環境が変わったりもありましたけど、それでも関係が切れずに続いてきたのは珍しいケースだと思います。タッグで20年って、実はかなり稀なんじゃないでしょうか。もちろん、長ければいいってものでもないとは思うんですけど、それでも「ここまでやってきた」という事実はしっかり形に残したいと思っています。
――節目として何かを発信することに意味がありますよね。
旭:ええ。この自主興行もそうですけど、ひとつの「発表の場」になるといいなと。これまでの歩みを振り返りながら、次のステップにつなげる機会にしたいと思っています。
――では最後に、4月の千葉大会、そして7月自主興行に向けてのメッセージをお願いします。
旭:4月27日、TKPガーデンシティ千葉大会で、大石真翔とのタッグで保持しているタッグ王座の初防衛戦に臨みます。実はこの“初防衛戦”というのが、自分たちにとってはちょっとした鬼門でして(笑)。これまでのタイトル戦でも、最初の防衛戦で落としてしまうことが多かったんです。ちょっとしたトラウマですね。
――それはなかなかの試練ですね。
旭:ええ。でも今回はその“壁”を超えて、防衛を成功させて、1日でも長くベルトを守り続けたい。そして願わくば、そのままベルトを持った状態で、自主興行の日を迎えたい。そんな思いで臨んでいます。
――20周年、そして現在進行形の2AWの姿を見てほしい、と。
旭:はい。節目の年に、挑戦と継続の姿勢を見せたい。ぜひ会場に足を運んで、自分たちの今を観ていただけたらと思います。よろしくお願いします。
インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)
【大会名】有限会社山﨑工業プレゼンツ GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉
【日程】2025年4月27日(日)開場12:15 開始13:00
【場所】千葉・TKPガーデンシティ千葉 4F コンチェルト
▼2AW無差別級選手権試合
《王者》吉田綾斗 vs 《挑戦者》ナカ・シュウマ
▼2AWタッグ選手権試合
《王者組》大石真翔(フリー)&旭志織 vs 《挑戦者組》本田アユム&CHANGO(フリー)
▼シングルマッチ
真霜拳號 vs チチャリート・翔暉
▼6人タッグマッチ
中野貴人(プロレスリングBASARA)&最上九&梶トマト(飯伏プロレス研究所) vs 新納刃(フリー)花見達也&仁木琢郎
▼タッグマッチ
笹村あやめ&滝澤大志 vs リッキー・フジ&彩月悠叶
▼シングルマッチ
若松大樹 vs 吉野コータロー