【DDT】MAO&KANONのS.L.C.がタッグランブル制し、ラッパーのKIMIHIROがMCとして加入!「まずは5・3横浜の前説でNωA Jr.の歌を奪うところから!」

 DDTプロレスが4月23日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「DDT春の拳祭り~まだまだ上野やるよ~」を開催。4・12福岡で発進したMAO&KANONのストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)が時間差入場タッグランブルを制して、ラッパーのKIMIHIROがMCとして加入することが決まった。

 セミファイナルで行なわれた時間差入場タッグランブルには、MAO&KANON、勝俣瞬馬&夢虹、樋口和貞&石田有輝、HARASHIMA&須見和馬、男色ディーノ&To-y、彰人&平田一喜の7チームが参加。勝者チームには「何でも願い事を一つ叶えてもらえる権利」が与えられる。

 5番目にディーノ組が登場すると、To-yが異様なテンションで「ゲームを始める」として、ディーノがトップコーナーに上がって尻を出し、次々に選手が犠牲になる。その間にオーバー・ザ・トップロープで複数のチームが脱落。逆にそのほかの選手がTo-yをディーノの尻にぶち込み、場外葬で失格。MAO組、勝俣組の2チームが残ると、MAOの友人のKIMIHIROが登場し、ラップバトルに発展。最後はS.L.C.がラリアットとマッケンローの合体技を勝俣に決めて勝利した。

 MAOは「願い事と」として、ギャラアップなどを要求も天の声が却下。ならばとMAOが「俺たち、いっぱいメインで締めたりあるかもしれない。締めるの下手だから、KIMIHIRO君をMCで入れてもいいですか? 彼の交通費、ギャラも払ってあげる感じで…」とお願いすると、天の声は「札幌は航空運賃高いから、5・3横浜、5・4仙台あたりからにして欲しい」と了承し、KIMIHIROの加入が決定。

 バックステージでMAOは「MC KIMIHIRO、俺たちはしゃべるのが苦手だから呼んだ。プロレス業界の外から拾ってきた野良のラッパーを入れて輪を広げていくぜ。絶賛オファー中1名、返事待ち。楽しみにしとけ。まずは横浜の前説でNωA Jr.の歌を奪うところから!」とコメントした。

 また、王者・大鷲透vs挑戦者・アントーニオ本多によるO-40選手権試合は、大鷲のラ・マヒストラルを本多が潰して丸め込んで3カウントを奪取。第7代王者となった本多は「O-40のベルトを獲ることになってしまった。大鷲透は本当に思わぬ時期から好敵手になった。あなたと戦えて勝てて幸せです。あなたの意思を継いで、このベルト、O-80まで防衛し続けます!」と意欲。

【大会名】DDT春の拳祭り~まだまだ上野やるよ~
【日時】2025年4月23日(水)
【会場】東京・上野恩賜公園野外ステージ

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔&岡谷英樹&イルシオン with MJポー vs 納谷幸男&松永智充●&高鹿佑也
9分36秒 クロスフェース・ロック

▼第二試合 O-40選手権試合 60分一本勝負
<王者>●大鷲透 vs アントーニオ本多○<挑戦者>
10分55秒 片エビ固め
※ラ・マヒストラルを潰す。大鷲が初防衛に失敗、アントンが第7代王者。

▼第三試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
クリス・ブルックス&○正田壮史 vs 秋山準&佐藤大地●
9分48秒 片エビ固め
※正田のチカラKOBUムキムキ

▼セミファイナル 時間差入場タッグランブル 時間無制限勝負
○MAO&KANON<1> vs 勝俣瞬馬●&夢虹<2>
22分22秒 体固め
※ラリアット+マッケンロー。< >内は入場順。
【試合経過】
①男色ディーノ&○To-y<6> vs HARASHIMA&須見和馬●<4>
7分18秒 オーバー・ザ・トップロープ
②男色ディーノ&○To-y vs 樋口和貞&石田有輝●<3>
10分21秒 オーバー・ザ・トップロープ
③○MAO&○KANON/○勝俣瞬馬&○夢虹/○彰人&○平田一喜<6> vs 男色ディーノ&To-y●
13分6秒 オーバー・ザ・トップロープ
④○勝俣瞬馬&○夢虹 vs 彰人●&平田一喜●
17分7秒 同時オーバー・ザ・トップロープ

▼メインイベント 中村圭吾壮行試合~スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○上野勇希 vs 中村圭吾●
17分32秒 体固め
※Jul.2

▼緊急決定試合 30分一本勝負
○青木真也 vs 中村圭吾●
1分11秒 TKO勝ち
※肩固め→レフェリーストップ

<写真提供:DDTプロレス>

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