ワイルド・ベアーがワイルド・セブンさんの墓前で誓う!「5・5鶴見大会を成功させて、大仁田厚を爆破して勝利する!」

「障害があってもなくても楽しめるプロレス団体」を標榜するバリアフリープロレスHERO「HERO44~鶴見大爆破~」(5月5日、神奈川・鶴見青果市場)での大一番を控えたワイルド・ベアーが4月27日、GPS・豊島修二会長とともに、都内にあるワイルド・セブンさんの墓参りを行い、大会の成功と電流爆破デスマッチでの勝利を誓った。
同大会はHERO創設者のヤミキさん、大仁田厚の愛弟子であり、かつ同団体で多大な功績を残したセブンさん、保坂秀樹さんの追悼大会。5月5日はセブンさんの命日であり、かつてFMWが川崎球場(現・富士通スタジアム川崎)でビッグマッチを開催していた日でもある。
メインイベントはセブンさんと保坂さんの追悼試合になり、対戦カードは大仁田、雷神矢口、リッキー・フジ、工事現場の親父vsベアー、ワイルド・ZERO、ガッツ石島、大野“ワイルド”翔士で、セブンさんと保坂さんに縁ある選手が集結。試合形式は「ノーロープ有刺鉄線電流爆破(一面)+電流爆破バット(3本)・火薬量3倍!8人タッグデスマッチ」で、同団体にとって、“最初で最後の電流爆破デスマッチ”だ。ベアーにとっては、9年ぶりに電流爆破のリングに入り、師・大仁田と対峙する。
ベアーは生前のセブンさんとはワイルド軍で戦い、公私ともにベストパートナーといえるほど親交が厚かった。セブンさんが2019年5月5日に亡くなると、毎年命日に豊島会長と墓参りをしてきたが、今年は命日が試合日で行けないため、8日早く墓を訪ねて、手を合わせた。
墓参りを終えたベアーは「まずはHERO初の鶴見大会を成功させること。そして、セブンはいつも“自分も1度電流爆破をやってみたい”と言っていて、それを思い出しました。試合の日はセブンが叶わなかったその思いを胸にリングに上がります。戦う以上、狙うは大将(大仁田)のクビ一つ。大仁田さんを爆破して、試合に勝って、勝利をセブン、保坂さんに捧げます」と涙を浮かべながらも意気込んだ。
豊島会長は「毎年4月末か5月は追悼大会。しかし、今年は格別です。セブン選手と保坂選手の師匠である大仁田選手を迎えて、HEROでの電流爆破デスマッチ。しかもノーロープ有刺鉄線。2人とも、さぞかし参戦したかったであろうと思います。当日、選手たちはその思いを胸にド派手な火花を2人に見せてくれるでしょう」とコメントした。
「バリアフリープロレスHERO44〜鶴見大爆破〜」
日時:5月5日(月・祝)12:00開場13:00開始
会場:神奈川・鶴見青果市場
【対戦カード】
▼ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼試合~ノーロープ有刺鉄線電流爆破(一面)+電流爆破バット(3本)・火薬量3倍!8人タッグデスマッチ
大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ、工事現場の親父vsワイルド・ベアー、ワイルド・ZERO、ガッツ石島、大野“ワイルド”翔士
▼ヤミキ追悼試合
雷電、後藤恵介vs洞口義浩、仲川翔大
▼加藤茂郎、千葉智紹vsジャングル・バード、海和択弥
▼ミクスドタッグマッチ
藤田峰雄、ブランキー真帆vs谷口裕一、志真うた
▼神崎ユウキvsボニータ
〈写真提供:バリアフリープロレスHERO〉