【ノア】征矢学が公開練習を実施!レフェリー・ジャッジメント征矢としての特訓の様子を公開

プロレスリング・ノアの選手、征矢学(情熱RATEL’S)が、5月3日に両国国技館で開催される大会に向けたレフェリングの公開練習を行った。試合に出場することはないものの、重要な試合のレフェリーとして立つことが決まった征矢は、その特訓の模様をファンに公開した。

練習の開始前、征矢は会場に集まったファンに向けて挨拶を行った。「みなさん、お集まりいただき誠にありがとうございます。今日は、5月3日両国国技館大会に向けて、レフェリーとしての公開練習をしたいと思います。私は試合に出ることはありませんが、レフェリングをさせていただきますので、初めての経験で非常に緊張しています」と述べ、レフェリーとしての挑戦に対する緊張感を表した。

続けて、征矢は自らのレフェリーネームを「ジャッジメント征矢」とすることを発表。「要するに、私はちゃんとジャッジメント、両国国技館の第3試合をしっかりと判定させていただきますという覚悟で臨みます」と、強い決意を示した。

公開練習は、情熱RATEL’Sの仲間であるHAYATAとYO-HEYを無理やり参加させて行われた。しかし、練習は順調には進まず、征矢はうつ伏せ状態でフォールカウントを始めたり、突然高速カウントを行ったりと、レフェリーとしての経験不足が露呈した。征矢自身も「ダメだ。正しいレフェリングを教えてもらわないといけないですね」と苦笑いを浮かべ、改善の必要性を感じていた。

そんな中、征矢は元NOAHのベテランレフェリーである福田明彦を招き、指導をお願いした。「今日は福田さんにレフェリングをご指導していただけますか?35年分のレフェリング技術を私に叩き込んでいただきたい」と、福田の協力を得ることに成功。

福田は快く指導を引き受け、試合前のボディチェックからフォールカウント時のポジショニング、ロープブレイクや場外戦での注意点など、レフェリーとしての基本的な技術を丁寧に伝授した。

その後、征矢は特に反則行為への対処法について福田に質問を投げかけた。「HAYATA選手の相手(タダスケ)が必ず反則をしてくるので、真っ当な試合にならないと思います。相手が反則をやめない時はどう対処すべきですか?」と、反則攻撃や乱入の対策について意見を求めた。

その後、征矢は「サクソンみたいな大きな選手もコントロールできるかやってみたい」と言い出し、サクソン・ハックスリーもレフェリングの実践トレーニングに参加。予想外の事態が展開する中、サクソンが暴走して征矢を投げ飛ばすと、HAYATAとYO-HEYも急襲。

さらに福田までがパイプ椅子を持って乱入しようとする事態となった。しかし、征矢は冷静に対応し、凶器を持った相手にはしっかりとストップをかけ、カウントを行うというレフェリーとしての役割を全うした。

「それです!それが正しいレフェリングです」と、福田は満足そうに頷きながら言った。征矢も「師匠、ありがとうございます」と感謝の意を表し、今後のレフェリングに向けて自信を深めたようだ。

公開練習終了後、征矢は「5月3日両国国技館大会でどんなレフェリングをするか、ぜひ注目してほしい」と意気込みを語った。彼が見せる新たな挑戦に期待が高まる。

なお、今回の公開練習の模様は、征矢選手のYouTubeチャンネルにて後日公開予定である。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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