【ガンプロ】渡瀬瑞基＆入江茂弘がヤス・ウラノ＆PSYCHOを破り、SOG世界タッグ王座盤石のV4！「次の挑戦者、誰だっていい！」

　ガンバレ☆プロレスが5月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「スーサイド・スクワット2025」を開催。スピリット・オブ・ガンバレ（SOG）世界タッグ王者組の渡瀬瑞基＆入江茂弘がヤス・ウラノ＆PSYCHOを破り、4度目の防衛に成功した。

　序盤、渡瀬は場外の2人めがけて、トップロープ超えのトペコン・ヒーロをぶっ放つ。入江はウラノの体の上でPSYCHOにパイルドライバーをさく裂させるなどパワフル殺法全開。

一方、ウラノとPSYCHOは試合巧者ぶりを発揮し一進一退の攻防に。入江はレフェリーを使って、ウラノにパイルドライバー。渡瀬とウラノが激しいエルボーの応酬に。

ウラノは丸め込みで逆転を狙うも、渡瀬がカウンターのエルボー。さらに、ヴェネチアンからランニング・エルボーバットを叩き込んで、ウラノから3カウントを奪取した。

　渡瀬は「ウラノさんは俺のデビュー戦の相手です。いつもはやさしくてふざけてるけど、今日のウラノさんは怖くて。2016年、一番弱い人が巻くベルトで試合して、そのときダークマッチで16分やったけど、その日のメインより長い試合で。今度は仲間として一緒にやりましょう！」と先輩ウラノに投げ掛けた。

　この日の出場選手がリングに集結すると、渡瀬は「ガンプロの主役は誰なんだって考えてて、誰が主役でも輝けて。それでも今日メインで試合して確信に変わった。このリングの主役はガンプロユニバースみんなだ！」と締めくくった。

　バックステージで渡瀬は「あんな怖いウラノさん、見たことなくないですか？　ウラノさんがやってるファイトスタイル、全く別競技と言ってもいい。あっちのフィールドで戦ったら、かなわないかもしれないけど、今日はこっちにのっかってくれたんで。これからも努力し続けるし、いっぱい教えてもらうよ。次の挑戦者誰ですか？　誰だっていいよ。毎大会防衛戦やっていきましょう」とコメント。

ウラノは「強かったですね。渡瀬と久しぶりに試合したんですけど、渡瀬とMAOのデビュー戦の相手を彰人とやったんですけど、この2人がいるかぎり、我々の名前が出続けるんで。まだまだ戦って。世界の超一流のレスラーとタイトルマッチできて光栄。まだ勝てるんじゃないかと思うところもあったりして、頑張ろう」と前を向いた。

ガンバレ☆プロレス「スーサイド・スクワット2025」
5月5日（月・祝）神奈川・横浜ラジアントホール（17時半）　観衆294人（超満員）

1．川上翔大デビュー１周年記念試合　20分１本勝負
〇翔太（10分10秒、片エビ固め）川上翔大●
※フロッグスプラッシュ

2．30分1本勝負
春日萌花＆まなせゆうな＆●バニー及川（9分50秒、片エビ固め）YuuRI〇＆羽多乃ナナミ＆若菜きらり
※スワントーンボム

3．30分1本勝負
今成夢人＆石井慧介＆〇冨永真一郎（13分36秒、体固め）神崎ユウキ＆中村宗達＆Daisuke®●
※葡萄酒色の波紋疾走

4．HARUKAZE休業前ラストマッチ　30分1本勝負
〇大家健（13分17秒、片エビ固め）HARUKAZE●
※炎のスピア

5．30分1本勝負
〇勝村周一朗＆ハートリー・ジャクソン（15分23秒、片エビ固め）杉浦透＆ドラゴン・リブレ●
※KKB

6.スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ選手権試合　60分1本勝負
＜王者組＞〇渡瀬瑞基＆入江茂弘（19分25秒、体固め）ヤス・ウラノ●＆PSYCHO＜挑戦者組＞
※ランニング・エルボーバット。第3代王者組が4度目の防衛に成功

＜写真提供：ガンバレ☆プロレス＞