【ドラゴンゲート】ドラゴン・キッドが6・4後楽園でツインゲート挑戦、6・5後楽園でのエル・デスペラードとのタッグ結成が決定!

 ドラゴンゲートが5月9日、東京・後楽園ホールで「HOPEFUL GATE 2025」を開催。首の負傷から復帰したドラゴン・キッドが6・4後楽園での土井成樹とのノット・ハグでオープン・ザ・ツインゲート王座挑戦、6・5後楽園ではエル・デスペラード(新日本プロレス)とのタッグ結成が決まった。

 この日、PARADOXのキッドは横須賀ススム、Kagetora、土井と組み、Z-Bratsの箕浦康太、ジェイソン・リー、加藤良輝、帆希組と対戦。奇襲を掛けたZ-Bratsは場外戦に持ち込み、PARADOXをじゅうりん。しかし、PARADOXも反撃に転じ、最後はキッドと土井の合体技ドイブルを加藤に決めて、キッドが3カウントを奪取した。

 試合後、キッドが退場する箕浦とジェイソンを呼び戻すと、「オマエらツインゲートチャンピオンだよな。全然防衛戦してないみたいだな。オマエらに任せてられない。返してもらうぞ。ツインゲートに俺たちノット・ハグで挑戦するぞ!」と表明するも、土井は乗り気なし。箕浦は「俺たちは金網とドリーム挑戦で忙しくて防衛戦できなかっただけ。(5・5)愛知県体育館が終わって暇になったから、受けてやるよ」と意外にもあっさり受諾。だが、土井は「早すぎるやろ。オマエは復帰明け。勢いだけでもの言うな」と拒否。

 ここで斎藤了GMが登場し、「キッド、土井ちゃん困らせちゃダメだよ。チャンピオンチームも簡単に受けるとか言わないの。そんなの成立しない」と言い切りながらも、「ツインゲート決定しましょう。6月4日、後楽園でやってもらおうか」と緊急決定。

 さらに斎藤GMは「キッド、6月5日、後楽園で大事な試合やってもらう。キッドに組んでほしい人にオファーしてOKもらいました。新日本のエル・デスペラード選手です」と電撃発表し、「この2デイズ、あなたが主役です」と続けた。

 バックステージでキッドは「獲ってハグしよう」と言えば、土井は「OK。獲ってハグして解散。ベルトは持っとくけど、ノット・ハグは解散」と相変わらずのちぐはぐぶりだった。

 キッドにとって、6月の後楽園2連戦は試練であるとともに、ビッグチャンスとなる。キッド&デスペラードの対戦チームは後日発表となる。

ドラゴンゲート「Hopeful Gate 2025」
5月9日(金) 東京 ・後楽園ホール
▲第3試合 20分1本勝負
〇ドラゴン・キッド、横須賀ススム、Kagetora、土井成樹(10分25秒、ドイブル)箕浦康太、ジェイソン・リー、加藤良輝●、帆希

<写真・文:ミカエル・コバタ>

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