【DDT】KANONが納谷幸男との熱闘制し、「KING OF DDT」準決勝で岡谷英樹と遺恨対決へ!「丸ごと包み込んで、天国から地獄に落とします」

DDTプロレスが5月10日、東京・新宿FACEでシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」2回戦を開催。MAOとスレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)を結成したKANONは納谷幸男との熱闘を制し、5・25後楽園での準決勝で遺恨深き岡谷英樹と対戦することになった。
過去、KANONは納谷とのシングル戦で負けなしと相性がいい。ただ、それはセコンドの介入や反則もありのダムネーションT.A時代のこと。同ユニットから追放された今、初めて肉体と肉体のぶつかり合いとなった。
序盤、ショルダータックル合戦で納谷が打ち勝つ。KANONがラリアットを連打していくと、納谷も応戦。ラリアット相打ちで両者ダウン。納谷のダイビング・エルボードロップを自爆させると、KANONはコブラツイスト2.0で決めにいくもエスケープ。
KANONがチョップを連打すれば、納谷はミドルキック連発。納谷が世界一のバックドロップを狙うも、切り返したKANONはドロップキック5連発から、LONELY DEZIRES(変型フェースバスター)を決めて3カウントを奪い、準決勝進出を決めた。
また、岡谷は1回戦でKO-D無差別級王者クリス・ブルックスを秒殺したHARASHIMAと激突。奇襲を掛けた岡谷だが、HARASHIMAはサッカーボールキック、セカンドロープを利したフットスタンプで逆襲。
場外戦に転じると、神聖なトーナメント戦であるにもかかわらず、岡谷のセコンドのMJポー、イルシオンが介入。HARASHIMAが雪崩式ブレーンバスター、ファルコンアロー、キック連打で攻め込めば、岡谷も飛びヒザ蹴り、変型牛殺しで応戦。ポーが乱入し、レフェリーに手を出すと、その隙にイルシオンとの合体式ボディプレス。ポーとイルシオンを排除したHARASHIMAは蒼魔刀を狙うも、岡谷は竹刀攻撃で阻止。最後は垂直落下式ブレーンバスターで大先輩からピンフォールを奪った。
メインイベント終了後、2回戦を突破した岡谷、KANON、樋口和貞、上野勇希の4選手により組み合わせ抽選が行われ、準決勝の対戦カードは岡谷vsKANON、樋口vs上野に決定した。
KANONは「納谷幸男、強かった。あんたが言った“ヘビー級には俺がいる”って、その通り。DDTのヘビー級には納谷も、樋口和貞も俺もいます。また納谷さん、大事な場面でやりましょう。そして、準決勝、岡谷英樹。愛で満たされたKANONが、岡谷英樹も丸ごと包み込んで、天国から地獄に落とします」とコメント。
岡谷は「じゃあな、元エース。次はKANON、またおまえか。おまえが笑えるかどうか俺が決める。一生笑えないようにしてやる」と不敵に発言。
【大会名】KING OF DDT 2025 2nd ROUND
【日時】2025年5月10日(土)
【会場】東京・新宿FACE
▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○MJポー&イルシオン vs 高鹿佑也&須見和馬●
5分14秒 片エビ固め
※合体式ボディープレス
▼第二試合 30分一本勝負
○男色ディーノ&大鷲透&平田一喜 vs 勝俣瞬馬&高尾蒼馬●&To-y
11分4秒 TKO勝ち
※ストロング・アームロック→レフェリーストップ。
▼第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
クリス・ブルックス&彰人&●アントーニオ本多 vs 秋山準&青木真也○&佐藤大地
9分47秒 片エビ固め
※グラウンド・コブラツイストを切り返す
▼第四試合 トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
○樋口和貞 vs 正田壮史●
8分12秒 片エビ固め
※ショートレンジ・ラリアット
▼第五試合 トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
●HARASHIMA vs 岡谷英樹○
12分25秒 体固め
※垂直落下式ブレーンバスター
▼セミファイナル トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
●納谷幸男 vs KANON○
12分41秒 片エビ固め
※LONELY DEZIRES
▼メインイベント トーナメント2回戦 時間無制限一本勝負
●佐々木大輔 vs 上野勇希○
21分22秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールド
〈写提供:DDTプロレス〉
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