【スターダム】葉月&コグマのFWCがSTARS脱退!「世界に羽ばたいていきたいし、世界でいろんな景色を見ていきたい」

女子プロレス団体スターダムが5月11日、東京・後楽園ホールで「STARDOM in KORAKUEN 2025 May.」を開催。葉月とコグマのFWCがSTARSからの脱退を表明し、羽南、飯田沙耶、向後桃と別々の道を歩むことになった。
4・27横浜でFWCは羽南&飯田の持つゴッデス・オブ・スターダム王座に挑むも敗退し、試合後には「私たちの役目は終わったんじゃない」(コグマ)、「世界のFWCになろう」(葉月)などと意味深発言を残していた。
この日は羽南、飯田、葉月、コグマ、向後の5人が揃い踏みし、ゴッズアイの鹿島沙希&妃南&稲葉ともか&虎龍清花&八神蘭奈と対戦。試合はSTARSの連係から、羽南がバックドロップホールドで八神を仕留めた。
4・27横浜大会後、欠場していた羽南は「復帰して、いつも通りSTARSで組んで連係もできて勝利もできました。でもSTARS、スターダムを変えるためには、私が先頭に立って引っ張っていくべきだと思います。FWC、お2人には対角に立って、これから戦っていきたいと思います。どうですか?」とマイク。
葉月は「対角に立ってほしい?いいよ。うちらとアンタらは考えが違い過ぎる。対角に立つしかないでしょ。今日でSTARSの葉月とコグマは終わり。うちらFWCは世界でも評価されているタッグなので、スターダムだけじゃなく世界に羽ばたいていきたいと思うのでお楽しみに!」と羽南らとの離別の意思を明らかにした。先に葉月がリングを降りると、コグマは3人と抱擁を交わして退場。
バックステージでコグマは「今日でSTARSを卒業かな?時間が経たないと分からないこともあるし、時間が解決してくれるまで、私たちは2人で頑張ろう」と話した。葉月は「(岩谷)麻優さんがいなくなったし、リーダーがいないなか、うちらはSTARSに残る意味はないかなと思っちゃって。麻優さんがいたからこそ、近くで学んで、超えたかった。だけど、その存在がいなくなった今、この(SPARKの)世界のベルトも獲ったし、世界でFWCは評価されてるタッグなのは知ってるでしょ?だからこそSTARSにいなくてもいいかなって。これからもスターダム所属だけど、世界にどんどん羽ばたいていきたいし、もっと世界でいろんな景色を見ていきたい」と前を向いた。
一方、羽南は「休んでた1週間くらいずっと考えてた。2人のバックステージとか見てて、こんなにも違うし、気持ちが離れてるんだって分かったし。リーダーがいなくなって、うちらの気持ちは一緒でみんな同じ方向向いて頑張れると思ったから3人でやっていこうと思ったし。ずっと引っ張るリーダーがいて、それを支えて。私がその全部の役割できるかなと思ったら、そうは思えなくて…。でも、飯田ちゃんもコモモさんもいるから3人で大丈夫って思ったんです」と新生STARSへの決意を語った。
「STARDOM in KORAKUEN 2025 May.」
2025年5月11日(日)東京・後楽園ホール
◆10人タッグマッチ
○羽南&飯田沙耶&葉月&コグマ&向後桃(11分26秒、バックドロップホールド)鹿島沙希&妃南&稲葉ともか&虎龍清花&●八神蘭奈
<文:ミカエル・コバタ>
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