【スターダム】5・21後楽園でMi Vida LocaとH.A.T.E.により、アーティスト王座次期挑戦者決定戦へ!勝者チームが5・24大阪でキッド&AZM&天咲に挑戦

 女子プロレス団体スターダムが5月11日、東京・後楽園ホールで「STARDOM in KORAKUEN 2025 May.」を開催。同21日の後楽園でMi Vida Loca(ミ・ヴィタ・ロカ)とH.A.T.E.により、アーティスト・オブ・スターダム王座(王者はスターライト・キッド&AZM&天咲光由)への次期挑戦者決定戦が行われることが決まった。勝者チームは5・24エディオンアリーナ大阪でタイトルに挑む。

 5・1高松でH.A.T.E.の小波、琉悪夏、吏南が王者組に挑戦表明し、ベルトを強奪。今大会で、その遺恨を引きずる形で、キッド&天咲&梅咲遥が小波組と直接対決。H.A.T.E.は場外で縦横無尽に暴れ回るが、キッドがムーサルト・プレスで小波を仕留め、試合後にキッド組はH.A.T.E.からベルトを奪い返すことに成功。

 キッドは「ベルト奪い返したぞ!今日の負けは、また奪うなんてできないよな?それでも欲しいと言うんだったら、ちゃんとタイトル懸けてやってやるよ」と言うと、4・24後楽園で新ユニットが始動したばかりのMi Vida Locaの鈴季すず、山下りな、青木いつ希、鉄アキラが現れた。

 鈴季は「楽しそうなことやってんだったら先に言ってよ。色々あるユニットのなかで、一番期待値があって、一番盛り上がってて、一番いい女たちなのはMi Vida Locaだろ!そのベルト挑戦させていただきます」とアピール。これに小波が「最初に挑戦表明してるのは私たちなんだよ」とクレーム。

 この事態にキッドは「すず、オマエらとはちゃんと決着つけないといけないよな。でも、散々H.A.T.E.にもやられてきたんだよ。まとめてやるとかアレなので、次の挑戦者チーム、Mi Vida Loca vs H.A.T.E.、そこでやって決めてこい」と提案。

これに、岡田太郎社長は「チャンピオンの言うことは叶えましょう。5月21日、後楽園でMi Vida LocaとH.A.T.E.で次期アーティスト挑戦者決定戦やりましょう。勝った方が、5月24日、大阪でアーティスト戦、すぐやりましょう」と即決した。

 さらに、ここで5・21後楽園でキッドの持つワンダー・オブ・スターダムに挑戦するHANAKOが登場し、「オイ、キッド!えらい、アーティスト楽しそうやな。そんなんやったら、うちが5・21後楽園ホール大会でこの(ワンダーの)ベルト奪ったるわ!」と挑発。キッドは「私の大事なワンダーのベルトだよ。そんな見てないわけないやろ?私はまだHANAKOの恐ろしさ体感したことない。私のHANAKOに対するイメージ、もっとぶち壊しに来いよ!私はデカい奴が強い、勝つ、そんな固定概念ぶち壊してやる。5月21日はうちらのぶち壊し合いだ」と臨戦態勢を整えた。

 

「STARDOM in KORAKUEN 2025 May.」
2025年5月11日(日)東京・後楽園ホール

◆6人タッグマッチ
○スターライト・キッド&天咲光由&梅咲遥(10分58秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め)●小波&琉悪夏&吏南

<文:ミカエル・コバタ>

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