WWEレジェンド取材依頼からレスラーになりディアナ参戦を直訴したデビー・カイテル


「写真提供:ワールド女子プロレス・ディアナ」

 1・19新木場に乱入し、ベルト強奪というヒールらしいやり方でWWWD世界シングル王座挑戦をアピール。ディアナデビューの1・26では、メインでセンダイガールズのチサコと組んで佐藤綾子&Himiko組と対戦、コーヒーミスト&レフェリー暴行で、ヒールとしての立ち位置をあらためて示してみせた。そして、来日5戦目の2・23川崎で王者・柊くるみと対戦。9戦目の4・6川崎ではジャガー横田&京子組とのタッグマッチで、レジェンドとの闘いも実現させたのである。その試合のパートナーは、Himiko。日本で、そしてアイルランドから全女レジェンドにあこがれた者同士のチームだったことになる。


「写真提供:ワールド女子プロレス・ディアナ」

「最高になるためには最高の相手から学び取ることが必要。日本のスタイルは世界一でしょう。とくにいまのディアナにはすごく若い選手から大ベテランまで、あらゆるタイプのレスラーが揃っている。実際にこの目で見て、みんな個性的で、それぞれがすばらしいと思ったわ。ジャパンに到着した途端にテレビカメラを向けられて、いったいなにが起こっているの?と困惑したけど、ドキュメンタリーになったことで、かえっていい緊張感が持てたのかもしれない。ジャパンのカルチャーも含めていろいろ吸収し、記憶に残るようなレスラーになりたい。ジャパンでの私のキャリアは、まだ始まったばかりよ」

“YOUは何しに日本へ?” ヒールの役割をこなしつつ長期滞在で日本のスタイルを吸収、母国アイルランドに持ち帰るのが彼女のミッションなのだ。

インタビュアー:新井宏

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