【全日本】アジアタッグを懸けた国際決戦!HAYATO&安齊vsベッキオ&エーグルの思惑交錯「アジアタッグの価値が世界に通用することを証明したい」5.18大田区大会へ意気込み

全日本プロレスは5月18日、大田区総合体育館で開催される「チャンピオン・カーニバル2025」優勝決定戦内で実施されるアジアタッグ選手権試合に向けて、王者チームのライジングHAYATO&安齊勇馬、挑戦者チームのマイク・D・ベッキオ&エーグル・ブランが記者会見に臨んだ。

挑戦のきっかけとなったのは、5月11日の札幌大会で行われた6人タッグ戦。そこでエーグル・ブランがライジングHAYATOから直接フォールを奪取し、試合後にはHAYATOにベルトを巻く仕草を見せ挑戦をアピール。その後、マイク・D・ベッキオとのタッグで正式に挑戦が決定した。

ヨーロッパを主戦場に実績を積んできた国際派タッグは、「このアジアタッグ戦を非常に楽しみにしている」(エーグル)、「ベルトを獲れたら世界各国で防衛戦を行いたい」(ベッキオ)と意気込み、王座奪取後は国外での防衛戦も視野に入れている。

一方、6度目の防衛戦を迎える王者組はベルトの「国外流出阻止」を誓う。HAYATOは「俺たちと彼らは国も言葉も肌の色も違うが、プロレスでつながっている。それは素晴らしいこと。でも、悔しいから倒すよ。アジアタッグは俺たち、そして日本のベルトだ」と強い言葉で返答。安齊も「大田区という舞台で、世界で活躍する2人と闘えるのは光栄。だけど、アジアタッグには俺とHAYATOさんがいる。それを証明する」と語った。

挑戦者側は、目の前の王者組への集中を強調。ベッキオは「俺たちはただ海外で試合してきただけじゃない。フランス、ドイツ、UKなど各地で結果を出してきた。次は日本。このベルトは俺たちの未来そのものだ」と熱弁。エーグルも「僕たちは国際的なレスラーであり、スター。このタイトルを獲ってそれを証明する」と自信をのぞかせた。

記者から「どんな相手とどの国で防衛戦を?」と問われたベッキオは「全日本と相談の上だが、日本だけでなく世界中で防衛戦をしたい。俺たちが巻けば、アジアタッグはもっとグローバルなベルトになる」と回答。全日本プロレスファンからの支持にも自信を見せた。

これに対しHAYATOは「声援は気にしない。勝つのは俺たち」、安齊も「支持があってもなくても、勝つのは僕とHAYATOさん」とキッパリ。

また、外国人タッグチームとの初防衛戦を迎えることについてHAYATOは「この試合で自分自身とアジアタッグの価値が世界に通用することを証明したい」とコメント。安齊も「この2人に勝つことで、間接的に自分たちが世界で戦えることを証明できる。ただ、気負いすぎず、いつも通りやって勝つだけ」と意気込んだ。

なお、アジアタッグ選手権は60分1本勝負で行われ、第125代王者組のHAYATO&安齊にとっては6度目の防衛戦となる。タイトルの威信、そして日本の誇りを懸けた一戦が、5月18日の大田区で火を噴く。

「チャンピオン・カーニバル2025」【優勝決定戦】
2025年5月18日(日)14:45FC先行入場/15:00開場/16:00開始
東京・大田区総合体育館

▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【第125代王者組】
ライジングHAYATO 
安齊勇馬 
vs 
【挑戦者組】
マイク・D・ベッキオ 
エーグル・ブラン
※第125代王者組・ライジングHAYATO&安齊勇馬、6度目の防衛戦

<写真提供:全日本プロレス>

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