【ノア】OZAWAが清宮海斗を下してGHCヘビー級王座防衛!杉浦貴、遠藤哲哉とのサバイバル3WAY戦を提案!「サイバーファイトをあげて俺を全力で推しなさい!」

プロレスリング・ノアは18日、東京・後楽園ホールで「STAR NAVIGATION 2025」を開催。メインイベントではGHCヘビー級王者OZAWAが、前王者・清宮海斗との因縁の再戦を制し、5度目の防衛を果たした。
今年元日に王座を奪われた清宮にとっては約5か月越しのリベンジ戦となったが、OZAWAが勝利を収めた。試合はゴング直後から清宮が張り手と顔面蹴りで猛攻を仕掛ける。場外戦に突入し、観客席通路で清宮がブレーンバスターを炸裂させるなど激しい展開が続いたが、OZAWAはセコンドの介入を活用し徐々にペースを掌握した。
リング内外で壮絶な応酬が続くなか、清宮はシャイニングランサーで勝機を見出すも、OZAWAはレフェリーの手を掴みカウントを妨害。さらにレフェリーを巻き込む誤爆を誘発し、急所攻撃からのシャイニングで逆転の流れを作った。清宮も再三のシャイニングウィザードで反撃を試み、セコンド介入をも跳ね除けたが、OZAWAに自身のスカイウォーク・エルボーをくらい、最後はそして必殺の「Real Rebel」に沈んだ。
マイクを握ったOZAWAは「清宮まだまだ早いよ。清宮程度のヤツが俺に勝てるわけないよ」とし、清宮を「パシリとしてTEAM2000Xに加入させる」と宣言。
さらにこの日、OZAWAの仲間であった遠藤哲哉がTEAM2000Xを離脱し、次期挑戦者として名乗りを上げた。しかし、遠藤を更生させた杉浦貴を呼び出し、「サバイバル3WAYマッチ」での王座戦を提案し、自ら二人を同時に迎え撃つ構えを見せた。
しかし、遠藤は「悪いな、俺の最大の“復讐”はそのベルトをこの腰に巻くことだ。そして俺たちは双子じゃねえ。三つ子なんだよ」とOZAWAをあしらった。
遠藤と杉浦がリングを後にすると「今日は後楽園ホールにこんなにもたくさんのお客様がお集まりいただきまして、誠にありがとうございます」と挨拶。「しか~し! 一抹の不安があるのです。もし私がチャンピオンでなくなった時、またお客様は来なくなってしまうのではないか。また清宮政権のような泥舟に戻ってしまうのが怖くてなりません。私が革命を起こしてこのような光景をもたらしました。つきましては、私がチャンピオンで居続けることがこのNOAHを守ることにほかならないのです」とすると大きな拍手が起こった。
そして「おい!上のちょっと権力を持っている偉いヤツら、よく聞けよー!俺を全力で推しなさい。会社、いや、サイバーファイトをあげて俺を全力で推しなさい!俺がこのNOAHに新しい光景をもたらしてやる。俺がこのプロレスリング・ノアの光だ! The Real Rebel」と大会を締めた。
また、バックステージでOZAWAは「清宮海斗、イージー!おい、会社が全力で、いや、サイバーファイトが全力で俺を推すというのは、どういうことかわかってるな?例えば、例えばだ。俺が場外に出てなかなか帰ってこない。もうカウントが19まで行った。レフェリーはどうするか、カウントを止めろ!20まで数えるなよ。俺が負けたらどうするんだ、そういうことだぞ。レフェリーとか、もう全員に伝えておけ。俺が絶対に勝てるように仕組め。わかったな」と意気揚々と控室へ戻っていった。
STAR NAVIGATION 2025
日時:2025年05月18日(日)開始11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,562人
▼GHCヘビー級選手権試合
〈王者〉OZAWA
VS
〈挑戦者〉清宮海斗
23分31秒
Real Rebel → 片エビ固め
※第46代王者が5度目の防衛に成功。
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