【大日本】5・16イベントプロレス 観客騒然!園田競馬場で繰り広げられた熱狂のバトル

大日本プロレスは5月16日、兵庫県尼崎市の園田競馬場内に設置された特設リングで、「園田競馬場イベントプロレス」を開催した。
競馬とプロレスという異なるエンターテインメントが交わるこの催しは、来場者にとって新たな驚きと興奮を届ける機会となった。

会場に設けられたリングでは全4試合が実施され、昼間の競馬で熱を帯びた場内に、今度はレスラーたちの気迫が火を灯した。

主役を張ったのは青木&バザード組の快勝劇
メインイベントでは「ストロングBJ」の名を冠したタッグマッチが行われ、神谷英慶&浅倉幸史郎が、青木優也&レイトン・バザードと激突。強靭な体格と打撃を持つ4選手のぶつかり合いは、試合時間8分35秒という短時間ながら濃密な展開を見せた。終盤、青木の渾身の袈裟斬りチョップが浅倉の胸板を捉えると、場内からはどよめきが上がり、そのまま片エビ固めでフィニッシュ。青木が決定打を放ち、堂々の勝利を収めた。

菊田&クレインが技巧と連携で魅せる
セミファイナルでは菊田一美&ジェイコブ・クレインが吉田和正&マリー・ハナと対戦。巧みに連携を取りながら攻勢に出た菊田が、最後は得意の「バードストライク」でマリー・ハナから勝利を奪った。試合は7分17秒で決着。初観戦の競馬ファンにとっても、その華麗な技と一瞬の決着は強い印象を残したに違いない。

女子プロレス提供試合で稲葉ともかが存在感
第2試合では女子選手同士のシングルマッチが組まれた。稲葉は試合序盤から主導権を握り、5分35秒、一撃必殺の「ともか蹴り」で完全決着。スピーディーな展開に、観客からは大きな拍手が贈られた。

オープニングから闘志全開
大会の口火を切ったのは中之上靖文&ショーン・ラオ vs 関札皓太&関茂隆真のタッグマッチ。終盤、中之上が逆エビ固めで関茂を絞め上げると、逃げ場を失った関茂が無念のギブアップ。試合は6分38秒、老練な技術が際立つ結末となった。

 

【大会名】兵庫・園田競馬場イベントプロレス
【日時】2025年5月16日(金)
【会場】兵庫・園田競馬場内特設リング

<試合結果>

▼メインイベント ”ストロングBJ”タッグマッチ
10分1本勝負
神谷英慶 浅倉幸史郎● VS青木優也○ レイトン・バザード
8分35秒 袈裟斬りチョップ→片エビ固め

▼セミファイナル タッグマッチ
10分1本勝負
菊田一美○ ジェイコブ・クレイン VS吉田和正 マリー・ハナ●
7分17秒 バードストライク→片エビ固め

▼第2試合 女子プロレス提供試合
シングルマッチ
10分1本勝負
稲葉ともか○ VSみず葉●
5分35秒 一撃必殺ともか蹴り→片エビ固め

▼オープニングタッグマッチ
10分1本勝負
中之上靖文○ ショーン・ラオ VS関札皓太 関茂隆真●
6分38秒 逆エビ固め→ギブアップ

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