【新日本】棚橋弘至、ラスト愛知で“縁”と“継”を繋ぐ舞台をプロデュース!丸藤正道との夢タッグで清宮&大岩と激突

新日本プロレスの現社長・棚橋弘至がプロデュースを手がける特別大会『TANAHASHI JAM~至(いたる)』が、6月29日(日)に愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で開催される。

この大会は棚橋にとって、新日本のリングでの最後の愛知県大会となる節目の興行。自身のキャリア25周年の集大成として位置づける本大会において、棚橋は大会のキーコンセプトを「縁(えにし)」と「継(つなぐ)」と発表。新日本を越えた人と人との繋がり、そして未来への継承を主軸に据えた一夜となる。

新日本プロレスの公式HPで棚橋は「キャリア25年の中で闘ってきた相手、組んだ相手。縁のある選手を団体問わず『TANAHASHI JAM』というフィルターを通して新日本の選手にも継なぎます。棚橋の『縁』と『継』を、団体を超えて集めます」と力強く語っている。

このコンセプトを象徴する“第1弾カード”として発表されたのが、棚橋弘至&丸藤正道 vs 清宮海斗&大岩陵平のタッグマッチ。メインイベントとして実施されることが明らかになっている。棚橋と丸藤は、U-30王座を懸けて闘った2003年12月の大阪大会、さらには2012年9月のIWGPヘビー級選手権(G1 CLIMAX 神戸大会)など、世代を代表するライバルとしてしのぎを削ってきた間柄だ。

それぞれ、新日本プロレスとNOAHを代表する存在へと成長し、現在では棚橋が新日本の社長、丸藤がCyberFightの副社長として経営にも携わる“二足のわらじ”を履く共通点を持つ。2024年5月の『ALL TOGETHER』日本武道館大会では、髙木三四郎を交えた“重役トリオ”での共闘も記憶に新しい。

一方の清宮&大岩は、2023年の『G1 CLIMAX』を機にNOAHと新日本の垣根を越えたタッグを結成。国内では異例の長期武者修行として、大岩がNOAHマットに参戦し、『WORLD TAG LEAGUE 2023』、さらには『ビクトリー・チャレンジ・タッグ・リーグ』を経てGHCタッグ王座に挑戦するなど、濃密な時間を過ごした。

その後、清宮のオール・レベリオン加入により一時は袂を分かったが、2024年9月の大岩NOAHラストマッチで再び対峙。試合後には大岩が「俺と海斗さんは終わんねえ!」とマイクを握り、抱擁と握手で再び絆を確かめ合った。清宮も「次やるときはもっと大きな会場でやってやる!」と誓い、今回の『TANAHASHI JAM』での再タッグ結成が実現した形だ。

棚橋にとって地元・愛知県での最後の新日本大会。2000年代から現在に至るまで、トップとして走り続けた棚橋&丸藤のタッグがどんな輝きを放つのか。そして、新日本とNOAHの未来を担う清宮&大岩がどのように食らいつくのか。世代と団体を超えた“継承”の一戦に注目が集まる。

なお、『TANAHASHI JAM~至』は、6月29日(日)16時開場、17時試合開始で、CSテレ朝チャンネルにて独占生中継される。

 

■大会概要
『TANAHASHI JAM~至(いたる)』
日時:2025年6月29日(日)16:00開場/17:00開始
会場:愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)

▼第1弾発表カード(メインイベント)
棚橋弘至(新日本プロレス)&丸藤正道(プロレスリング・NOAH)
vs
清宮海斗(NOAH)&大岩陵平(新日本プロレス)

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