【スターダム】元自衛官・儛島エマが1年2ヶ月の練習生期間を経て堂々デビュー!AZMと真っ向勝負で新たな一歩「長い練習生期間の中を今日1日のために頑張ってきたんだなって思います」

女子プロレス団体スターダムは5月21日、東京・後楽園ホールにて『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN May.』を開催した。
『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN May.』
日時:2025年5月21日(水)
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,176人
第1・第2試合で新鋭2名が鮮烈なデビューを飾った。
第1試合で先に登場したのは、陸上自衛隊で鍛錬を積んだ大阪・柏原市出身の21歳・儛島エマ(まいしま・えま)。
身長156センチ、体重53キロと小柄な体に研ぎ澄まされた芯の強さを備える。
©STARDOM
プロレスラーになることを決意し、自衛隊で身体を鍛え、資金を蓄えて上京。その道のりは平坦ではなかったが、1年2ヶ月の練習生期間を経て、この日を迎えた。
©STARDOM
対峙するのは、STRONG女子王者として君臨し、近年海外でも活躍が目立つAZM。若き王者を前にしても儛島は怯まず、序盤から俊敏な動きと果敢な攻防で観客を惹きつけた。
スワンダイブ式のクロスボディで会場をどよめかせるなど、勝敗以上に存在感を示す内容であった。
©STARDOM
AZMの繰り出す巧みな技術に最後は屈したが、儛島は「この長い練習生期間の中を今日1日のために頑張ってきたんだなって思います。AZMさん、対戦ありがとうございました!これからもっともっと成長して強くなっていくのでまたシングルしてください」と語り、すでに先を見据えていた。目標は明確だ。
デビュー戦の相手を務めたAZMは「年々スターダムの新人の子のクオリティーが高くてすごくすごく先輩として嬉しく思います。彼女はハイスピードを目指したいという噂を聞いていまして、近い将来、私が持っている最多防衛記録を超えてくれるのではないでしょうか?その楽しみをしております」と期待を込めた。
技術的にはまだ荒削りな部分もあったが、自らの色を全面に出し、リングを表現の場とする姿勢は新人離れしたものだった。
スターダムが送り出した新たな新人・儛島エマと古沢稀杏は、団体の未来に大きな影響を与える可能性を秘めている。
<試合結果>
▼新人デビュー戦 シングルマッチ
儛島エマ ×
vs
AZM 〇
10分49秒 あずみ寿司
©STARDOM
▼PROFILE
儛島エマ(まいしま・えま) - EMA MAISHIMA –
生年月日/2003年6月22日
出身地/大阪府柏原市
身長/156cm
体重/53kg
得意技/ドロップキック
意気込み/誰よりも高く高く飛翔します!
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