【東京女子】荒井優希が王者・瑞希のプリンセス王座挑戦権獲得！7.21大田区で決戦「自分が最後に大会を締めるような、そんな日になればいいなって」

東京女子プロレスは1日、愛知・中日ホールにて『TJPW SPRING TOUR 2025 IN NAGOYA』を開催した。

今大会ではプリンセス・オブ・プリンセス王座挑戦権をかけたラスト・ワン・スタンディング・8人タッグイリミネーションマッチで、伊藤麻希＆荒井優希＆原宿ぽむ＆遠藤有栖と渡辺未詩＆上福ゆき＆愛野ユキ＆ジェイダ・ストーンが激突。

この試合は、通常の3カウントフォール、ギブアップに加え、オーバー・ザ・トップロープでも失格となるサバイバルルール。試合は一人ずつ失格者が退場し、最後にリングに残った1名が勝者となり、瑞希が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦権を獲得するルールで行われた。

試合経過
①○伊藤　vs　上福●
6分46秒　オーバー・ザ・トップロープ
②●ぽむ　vs　未詩○
11分1秒　カナディアン・バックブリーカー
③○伊藤　vs　ジェイダ●
15分17秒　オーバー・ザ・トップロープ
④●伊藤　vs　未詩○＆ユキ○
15分57秒　オーバー・ザ・トップロープ
⑤○有栖　vs　未詩●
18分54秒　オーバー・ザ・トップロープ
⑥○有栖　vs　ユキ●
21分20秒　オーバー・ザ・トップロープ

荒井優希と遠藤有栖が勝ち残り、最終決着戦で荒井が遠藤をFinallyで仕留め、瑞希への挑戦権を獲得した。

勝利した荒井はマイクで「荒井が挑戦権を獲得しましたー！瑞希さん、見てましたよね？お願いします」と瑞希をリングに呼び込んだ。

そして「次のプロレスラーになるって道を決めて、いまその覚悟と夢がいっぱい詰まったこの荒井が、瑞希さんの持ってるそのベルトに挑戦したいです。挑戦させてください！」と頭を下げた。

これに瑞希は「荒井ちゃん。デビューしてから荒井ちゃんの楽しそうな顔とか悔しい顔とか、絶対負けたくないって強い顔も、わんわん泣いてる姿もいっぱい見てきて。なんだろう、今日このメンバーの中で勝ち抜いて、全然荒井ちゃんがこのベルトに挑戦することを不思議だと思わないし、荒井ちゃんのことをプロレスラーとしてこれからずっとずっと一緒にやっていく仲間として、このベルトに挑戦してくれるのはすごく嬉しいです。だけど、このベルトの重さを瑞希は全力で荒井ちゃんに伝えにいくから、全力で取りに来て。だから、次の7月21日、大田区総合体育館でこのベルトを懸けて闘いましょう！」と返し、握手を交わした。

バックステージで荒井は「今日は勝ち残ったらベルトに挑戦できるっていう特別な試合で。まずはプリンセス・オブ・プリンセスのベルト、挑戦権がもらえるかもしれないってところまで荒井は来たことがなかったので、こうして対戦カードに入れてもらえた時ものすごく嬉しくて。やっとすごく遠くに見えてたベルトが、少し一歩近づいて見えて、すごく嬉しくて」と振り返った。

そして「まだまだ全然ここからなので。大田区に向けていまのままじゃ瑞希さんにはまだまだだって自分自身思うので。できること全部やって、瑞希さんにもっと強くなったって思ってもらえるように、そして、荒井が最後にベルトを持って大田区というすごく大きな会場で自分が最後に大会を締めるような、そんな日になればいいなって思うので。たくさんの方に見ていただきたいって思って、でもそれを言うのもすごいプレッシャーではあるんですけど、でもそれを乗り越えたいなって思ってるので。みなさん、応援よろしくお願いします」と 語った。

【大会名】TJPW SPRING TOUR 2025 IN NAGOYA
【日時】2025年6月1日
【会場】愛知・中日ホール
【観衆】426人（超満員）

▼第1試合　小夏れんデビュー戦　15分1本勝負
○鈴芽　vs　小夏れん●
7分6秒　ハチノス・エイトノット

▼第2試合　20分1本勝負
○宮本もか＆長谷川美子　vs　凍雅＆七瀬千花●
9分21秒　羅生門

▼第3試合　20分1本勝負
○辰巳リカ＆上原わかな＆芦田美歩　vs　桐生真弥＆鈴木志乃＆アイビー・スティール●
9分24秒　ドラゴンスリーパー

▼第4試合　15分1本勝負
○瑞希　vs　高見汐珠●
9分53秒　キューティースペシャル

▼セミファイナル　20分1本勝負
○中島翔子＆風城ハル　vs　鳥喰かや●＆HIMAWARI　
13分59秒　ノーザンライト・スープレックス・ホールド

▼メインイベント　ラスト・ワン・スタンディング・8人タッグイリミネーションマッチ　時間無制限勝負
伊藤麻希＆荒井優希＆原宿ぽむ＆遠藤有栖（４－２）渡辺未詩＆上福ゆき＆愛野ユキ＆ジェイダ・ストーン
【試合経過】
①○伊藤　vs　上福●
6分46秒　オーバー・ザ・トップロープ
②●ぽむ　vs　未詩○
11分1秒　カナディアン・バックブリーカー
③○伊藤　vs　ジェイダ●
15分17秒　オーバー・ザ・トップロープ
④●伊藤　vs　未詩○＆ユキ○
15分57秒　オーバー・ザ・トップロープ
⑤○有栖　vs　未詩●
18分54秒　オーバー・ザ・トップロープ
⑥○有栖　vs　ユキ●
21分20秒　オーバー・ザ・トップロープ
※残った荒井、有栖でシングルマッチによる最終決着戦へ。

▼ラスト・ワン・スタンディング最終決着戦　時間無制限1本勝負
○荒井優希　vs　遠藤有栖●
2分45秒　片エビ固め
※Finally。荒井がプリンセス・オブ・プリンセス王座挑戦権を獲得。

〈写真提供：東京女子プロレス〉