【ノア】彩羽匠が天麗皇希からGHC女子王座を奪取「このベルトの格を上げていきたい」

プロレスリング・ノアは6月2日、東京・新宿FACEで「MONDAY MAGIC」を開催、GHC女子選手権試合でマーベラスの彩羽匠がマリーゴールドの天麗皇希をランニング・スリーで破り、第2代王者に輝いた。

天麗は昨年11月の初代王者決定戦で勝利して初代王者となったが、今年1月大田区大会で防衛はしたものの左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い長期欠場。5月の復帰から2戦目での防衛戦となった。

序盤から主導権を握った彩羽は、エルボー合戦やサソリ固めなどで攻め立て、終盤にアメジストバタフライをかわして反撃。最後は得意のランニング・スリーで勝負を決めた。

勝利した彩羽は「第2代GHC女子チャンピオンになりました。初めての初代を争った時も自分、実は皇希にオーバー・ザ・トップ(ロープ)で負けてたんですよ。でも、こうやって魔法のリングでマーベラスvsマリーゴールド、自分が勝ったんで、マーベラスが今強いって証明されてると思います。このベルトを獲ったからには自分がやりたい相手見つけてきます。そして、このベルトを輝かせる。それがこのベルトを一番、GHC女子ってものの格を上げていきたいと思うんで、そのために自分がやりたい、防衛戦ができる相手を見つけてやっていきたいと思います。自分が最強で最高の後継者なんで、このGHCのベルトを世界レベルにしていきます」と意気込みを語った。

一方の敗れた天麗は「GHC女子のベルト獲って、防衛戦2戦目。ぶっちゃけ欠場しなかったら、もっと防衛戦いっぱいで来たんじゃないかなとか、欠場してなかったら全然余裕で彩羽匠に勝てたんじゃないかなとか、そんなどうしようもない“たられば”ばっか考えちゃって。でも、ずっとやりたかった相手ではあったので、こうしたタイミングだったんですけど、メチャクチャ正直に言うと、すげえ楽しかった。負けたけど、すげえ楽しかった。またここからベルトなくなっちゃったけど、もっともっと強くなりたいと思ったし、もっともっと強くなれるって今日あらためて確認しました。ベルト獲った時も泣いて、獲られても泣いて、泣くつもりなかったけど、MONDAY MAGICのお客さんがみんな温かいから、みんな頑張れって言ってくれたから、その声に応えるためにも、もっともっと強くなって、彩羽匠からGHC女子のベルトをもう一回獲り返します。ありがとうございました」と奪還を誓っていた。

MONDAY MAGIC PRIME TIME season Ep2
日程:2025年06月02日(月)開始19:00
会場:東京・新宿FACE

▼第4試合 GHC女子選手権試合
【王者】天麗皇希
vs
【挑戦者】彩羽匠
13分40秒 ランニングスリー → 片エビ固め
※初代王者が2度目の防衛に失敗。彩羽匠が第2代王者となる。

〈写真提供:プロレスリング・ノア〉

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