【DDT】KO-D無差別級王座前哨戦第2Rは樋口和貞がクリス・ブルックスにやり返す!「6・29後楽園まで気合入れていきます」

DDTプロレスが6月7日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「僕からのラブレター2025」を開催した。同29日の後楽園ホールで行われるKO-D無差別級選手権試合(王者=クリス・ブルックスvs挑戦者=樋口和貞)の前哨戦第2ラウンドは、樋口がクリスにやり返して1勝1敗のタイとした。
今大会の第1試合終了後、同王座戦の公開調印式が実施され、調印書にサインを入れた後、今林久弥GMから意気込みを求められたが、両者ともにひと言も発せず、ピリピリムードが漂った。
6・1名古屋での前哨戦第1ラウンドではクリスが直接勝利しており、2連敗は許されない樋口は石田有輝とのハリマオタッグでクリス、正田壮史組と激突。樋口はシャーデンフロイデ・インターナショナルのマスコット(ブンブン)をバルコニーに投げ込む暴挙も、ブンブンはバルコニーから樋口にゴムパッチンで反撃。
ハリマオはダブル突っ張りでクリスを追い込み、樋口が串刺し式ラリアット、石田が旋回式どすこいスプラッシュとつなぎ、樋口がエビに固めるもカット。
クリスと樋口が強烈なチョップの応酬。樋口がラリアットを叩き込むも、2発目は正田がドロップキックで阻止。クリスの張り手が正田に誤爆。正田と石田がバチバチにやり合う。クリスのミドルキックをキャッチした樋口はショートレンジ・ラリアットからクロースラムで3カウントを奪い、クリスに雪辱を果たした。
樋口は「先手、名古屋で取られたけれど、ここで取れたのは収穫。ホントに厳しくいかないといけないなと。締め直して結果を出せた。まだまだ(前哨戦は)続くんですけど、後楽園まで気合い入れていきます」と気を引き締めた。
クリスは「カウント2じゃない? 肩上げたと思った。ヒグチが今日勝った。強いけど、まだチャンピオンじゃない。私がチャンピオン。後楽園の後も私がチャンピオン。絶対防衛します!」と防衛を期した。
【大会名】僕からのラブレター2025
【日時】2025年6月7日(土)
【会場】東京・品川プリンスホテル内クラブeX
▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○岡谷英樹&MJポー&イルシオン vs 勝俣瞬馬&納谷幸男&須見和馬●
6分56秒 体固め
※垂直落下式ブレーンバスター
▼第二試合 30分一本勝負
HARASHIMA&○青木真也 vs 高尾蒼馬&佐藤大地●
10分13秒 ヨーロピアンクラッチ
▼第三試合 大鷲透DDT参戦20周年記念シリーズvol.5~平田のすべてをぶつけるシングルマッチ 30分一本勝負
●昔の平田一喜 vs 大鷲透○
0分36秒 片エビ固め
※ボディープレス
▼再試合 大鷲透DDT参戦20周年記念シリーズvol.5~平田のすべてをぶつけるシングルマッチ第二戦 30分一本勝負
●ヒラティモ・ドラゴン vs 大鷲透○
0分33秒 ラ・マヒストラル
▼再々試合 大鷲透DDT参戦20周年記念シリーズvol.5~平田のすべてをぶつけるシングルマッチ第四戦 30分一本勝負
○平田一喜 vs 大鷲透●
1分12秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
▼第四試合 スペシャル3WAYタッグマッチ~ノータッチルール 30分一本勝負
秋山準&●男色ディーノ vs 上野勇希&To-y○ vs MAO&KANON with KIMIHIRO
7分22秒 体固め
※リップロックから押さえ込む
▼第五試合 SCHADENFREUDE Internationalvsハリマオ! 30分一本勝負
●クリス・ブルックス&正田壮史 vs 樋口和貞○&石田有輝
11分18秒 片エビ固め
※クロースラム
▼セミファイナル アントーニオ本多デビュー20周年記念試合~スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔 vs アントーニオ本多●
17分19秒 クロス・フェースロック
▼メインイベント KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○阿部史典&野村卓矢 vs 彰人&高鹿佑也●<挑戦者組>
15分11秒 片エビ固め
※チキンウイング・アームロックを切り返す。第86代王者組が5度目の防衛に成功。
〈写真提供:DDTプロレス〉
Pages 1 2