【ノア】闇落ちした“ゴッドファーザー”杉浦貴が初戦勝利!OZAWAがTEAM 2000Xの力関係について「異次元の存在なのがオオワダサンだ」

プロレスリング・ノアは「SUNNY VOYAGE 2025」横浜大会を6月8日、満員の横浜ラジアントホールで開催した。

杉浦貴は、6月3日の後楽園ホール大会でのGHCヘビー級選手権試合サバイバル3WAYマッチで遠藤哲哉を突如裏切り、TEAM 2000X入りを果たし、OZAWA&杉浦vs 遠藤&近藤修司で激突。

黒のコスチュームを纏った杉浦は、裏切られた遠藤の怒りの奇襲をものともせず、T2000Xの総力を結集して制圧にかかる。

試合は遠藤&近藤が奮闘を見せたものの、終盤にはTEAM 2000Xが介入、オオワダサンがレフェリーの注意を引く隙に、杉浦がパイプ椅子攻撃。これを浴びた近藤がダメージを負うと、すかさずジャーマン・スープレックス、そしてOZAWAのビッグベンエッジで畳みかけ、最後は、杉浦が近藤をオリンピック予選スラムで沈めた。

勝利したOZAWATは2000Xの力関係について「T2000Xの屋台骨は俺たち“一般メンバー”。その上に“ゴッドファーザー”杉浦貴。その上が”ゴッド”蝶野正洋、そして、さらにもっともっと遠く異次元の存在なのがオオワダサンだ」と説明した。

そして「プロレスリング・ノアを泥舟にしようとする悪いヤツらを我々T2000Xが倒して、プロレスリング・ノアを守っていきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。The Real Rebel」と大会を締めた。

バックステージでOZAWAは「オオワダサンの次の次に強い“ゴッドファーザー”杉浦貴が満を持してTEAM 2000Xで試合をすることができました! (拍手すると杉浦と握手を交わし)ありがとう、杉浦貴。いやいやいやいや、試合前にね、ちょっとXのほうを覗いていたんだけど、そうしたらさ、DDTプロレスのすごい人気レスラーが遠藤哲哉について語ってたんだよね。なんか遠藤哲哉は大して跳ねてもない、実力もない、メチャクチャスベってるから、高木三四郎に無視されてるんだよって、すごいなんか痛烈に批判してた。おい、仲間だろ!? えっ、どんだけ人望ねえんだよ、遠藤哲哉。お前、どこに行っても独りぼっちだな。可哀想だね、遠藤くんね。まあ、頑張ってくれ。カブトムシとかさ、好きじゃん。カブトムシとかで遊んでればいいじゃん、お前は。プロレスもう辞めちゃえ。The Real Rebel」と辛らつなコメント。

一方敗れた遠藤は「おい、杉浦。お前ふざけるなよ、コノヤロー。俺が初めて業界で信用できる人ができたと思ったのに。あの野郎、裏切りやがってよ。俺がこのNOAHでやるべきことはGHCヘビー級を獲ること、そして杉浦貴を改心させること。お前らDDTの遠藤哲哉をなめんじゃねえぞ、コノヤロー」と反撃を誓った。

SUNNY VOYAGE 2025
日程:2025年06月07日(土)開始16:30
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:302人

▼タッグマッチ
OZAWA&杉浦貴〇
VS
遠藤哲哉&近藤修司×
11分20秒 オリンピック予選スラム → 体固め

〈写真提供:プロレスリング・ノア〉

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