【スターダム】戦線復帰の渡辺桃が2冠王者AZMを下して完全復活アピール!「STRONGのベルトは必ず巻くから」

女子プロレス団体スターダムが6月8日、東京・後楽園ホールで『STARDOM in KORAKUEN 2025 Jun.』を開催した。復帰戦となったH.A.T.E.の渡辺桃がSTRONG女子王者のAZMを下して、完全復活をアピールし、ベルト奪取を視野に入れた。
渡辺は3月末から負傷箇所の治療のため欠場していたが、約2ヵ月半ぶりの戦線復帰。上谷沙弥、小波、吏南と組み、ネオ・ジェネシスのスターライト・キッド&AZM&星来芽依&天咲光由と激突した。
開始早々、両軍は大場外乱闘に発展。上谷がキッドにエルボー連打を叩き込めば、キッドはその場跳びムーサルト・プレス。上谷がキッドに雪崩式フランケンシュタイナー、ロコモーション式のフィッシャーマン・スープレックス。キッドが上谷の背中にダブルニーをさく裂。星来が場外のH.A.T.E.めがけてプランチャ。渡辺はキックの連打でAZMを追い込む。渡辺がAZMにテキーラサンライズもカット。琉悪夏が天咲にボックス攻撃。刀羅ナツコが鉄パイプ、渡辺がバットを持ち、ダブルでAZMに一撃。最後は渡辺がピーチサンライズでAZMを沈めた。
渡辺は「最強のブラックピーチが復活したぞ!AZMちゃん、オマエ、STRONGとアーティストの2冠チャンピオンらしいじゃん。それでこんなに弱いわけ?クソチャンピオンのクソチャンピオンロードなんか、誰も見たくねぇんだよ。もちろんSTRONG単体、私は狙ってるからね!」とAZMに通告すると、「さっさと帰れ!」とネオ・ジェネシスをリングから追い出した。最後に渡辺は「本当に情けない。このブラックピーチが帰ってきたからには、STRONGはもちろんベルトをこの腰に必ず巻くからよ。楽しみに待っとけ!」と締めくくった。
バックステージでも渡辺は「見ての通り、完全復活だよ。苦しかった。H.A.T.E.に会えなくて。これから、AZM、その他諸々を全員狙っていくからよ。楽しみにしとけよ!」と怪気炎。
一方、AZMは「凶器ざんまいで。クソ弱いって、オマエらが先に凶器出してやってきたんじゃねぇのか。渡辺桃がSTRONG狙ってるって?私は海外でモテモテなんで、それが落ち着いたらやってあげてもいいですけど…」と回答。
すると、ネオ・ジェネシスのコメント中に、ミ・ヴィタ・ロカの鈴季すずが鉄アキラを伴って現れ、「オマエら、今日4人揃ってるのに、負けてま〜す。アーティストのチャンピオンベルトは持ってるし。こんなんでミ・ヴィタ・ロカに勝てると思ってるんですか?この間、決着つかなかったし、私なんて外で記憶飛ばしてたら、試合終わってたんだからよ。ちゃんと決着つけましょうよ。どうですか?」と完全決着戦を要求。キッドは「全面対抗?4vs4?2人しかいねぇじゃねえか。さっさと2人連れてこいよ。近々やってやろうじゃん」と応じていた。
『STARDOM in KORAKUEN 2025 Jun.』
2025年6月8日(日)東京・後楽園ホール
◆8人タッグマッチ
上谷沙弥&○渡辺桃&小波&吏南(18分58秒、ピーチサンライズ)スターライト・キッド&●AZM&星来芽依&天咲光由
<文/写真:ミカエル・コバタ>
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