【みちのく】拳剛がタッグマッチで激突した高橋ヒロムに提案「東北タッグ取りにいきますか？」

みちのくプロレスは13日、東京・後楽園ホールにて「みちのくプロレス2025年東京大会第1弾～フジタJrハヤトプロデュース大会～」を開催した。

この日のメインイベントにはハヤトからオファーを受けた高橋ヒロムが卍丸とのタッグでKen45°&拳剛と激突。試合はヒロムが捕まる時間が多い展開も、卍丸はコーナーで無反応で戦況を見ていたが、終盤にタイガードライバーを狙うKen45を卍丸がカット、そして合体のトラースキックで反撃。最後はヒロムがTIME BOMBからのTIME BOMBⅡで試合を決めた。

敗れた拳剛はマイクでヒロムとライブハウスで会うという関係性を話すと「ヒロム、今日は言いたい事があって握手を拒否したわけじゃないんだ。今日ヒロムとぶつかった、最高の楽しかったです。これはマジで、ほんまに心の底からありがとうと思ってます。今日は闘った。次はタッグを組んで、東北タッグ取りにいきますか？」と提案すると歓声が起こる。

拳剛からのまさかの提案にヒロムも「それさ、めっちゃおもろいやん！」と意気投合。「さあ、みちのくプロレスどうでるよ！」と2人でアピールした。

すると闘病中のハヤトがリングにコスチュームで現れ、ヒロムとの3分間のエキシビジョンマッチが行われた。

試合後にヒロムは「正直、ハヤトさんと3分間でも今の状態、どんな状態か知ってる俺からして、今のハヤトさんと3分間やるだけでも正直ビビっちゃった。怖かった。もしこれでハヤトさんがどうにかなったらどうしよう。何も責任取れない。でも、それはプロとして失礼だ。だから3分間やりました」と心境を明かし「完璧以上、最強になって帰ってきてくれよ。じゃないと俺も思いっきり打てないからさ。でも最高でした。ハヤトさん、やっぱり俺はあなたとやるのが最高に楽しいです。ありがとうございました」と語った。

そして、ヒロムにタッグ王座挑戦を提案した拳剛は「ハヤトさん今日はありがとうございました。そして、みちのくプロレスただいま。さっきも言ったんですけど。5、6年ぶりですかね。みちのくを家出して5、6年経って、その間、フリーランスでいろんなところで経験を積んで、確実に前より強くなった拳剛が今日、戻ってこれたらええなと思ってたんですけど、やっぱり俺より強いヤツはいっぱいいて。これがやっぱりプロレス辞められない理由ですよね。リング上でも言いましたけど、今日戦ったヒロムと今度は組んで、東北タッグ挑戦するのも面白いんじゃないですかね。新しくなったみちのくプロレスはこの俺たちの発言にどう出るのか、凄く楽しみにしてますよ。今日はありがとうございました」