大仁田厚が『OYAJIバトル』アンバサダーで登場!最年長71歳が全力勝負<6.15代々木>

6月15日(日)、国立代々木競技場第二体育館で、第13回全日本総合空手道選手権大会が開催され、「OYAJIバトル」のアンバサダーに就任した大仁田厚が、開会式と表彰式に登場した。
「OYAJIバトル」は、40歳以上の空手選手による全国大会で、最高齢参戦選手は71歳。いくつになっても一生懸命闘うオヤジ達の姿を、空手道に邁進する青少年に見せたいという主旨で、一般社団法人空手道中山道場の中山祐一師範が立ち上げた。
大仁田は開会式で挨拶に登壇し、「子どもの頃、大山倍達の『空手バカ一代』という本に感化されて、バケツに砂を入れて焚き火で燃やしてそこに手を入れました。火傷しました。」と話し始め、ファイヤーで選手に気合を入れた。
大会後大仁田は、「青柳(政司)館長の道場の方や、松永(光弘)選手の同期という方にもお会いした。俺は空手家じゃないけれど、俺のプロレス人生は空手と縁があると改めて思ったよ」と、FMW旗揚げ前夜、1989年に行われた格闘技の祭典での青柳戦を回顧した上で、「オヤジ達は確かに体力がピーク時より衰える。だけど今日見せてもらったガッツは本物です。感動しました。何歳になっても全力は尽くせるし、一生懸命な姿は人に伝わるもんですね。子ども達の心にも伝わったんじゃないかな」と話した。
OYAJIロイヤルマスターズの部に出場した、最年長71歳、拳翔館の岡喜一さんは、「小中学生を教えながら、自分も大会に出させてもらえる。もともと弱くて強くなろうと思い始めた空手が、まだ続けられています。楽しいです。」とOYAJIバトルの楽しさを語った。