【ガンプロ】引退直前の長谷川美子が里帰り参戦し、リアル・ガンジョ勢が熱闘を展開!「本当にガンバレ☆プロレスは最高の場所です」

 ガンバレ☆プロレスが6月22日、東京・新木場1stRINGで「ブルーベルベット2025」を開催した。サイバーファイトからの独立に伴い、昨年3月いっぱいで退団し、7・8新宿FACEで引退する長谷川美子(東京女子プロレス)が1年3ヵ月ぶりの里帰り参戦で「ガンプロラストマッチ」を戦い、リアル・ガンジョ勢が熱闘を繰り広げた。

 この日、長谷川はYuuRI、同時期に退団したリアラ(フリー)と組み、春日萌花&まなせゆうな&バニー及川(フリー)と対戦。特別リングアナはプロレス休業中のHARUKAZEが務め、旧体制時代のメインレフェリーの木曽大介が試合を裁いた。

 試合は6選手がめまぐるしく動き回り、激しい攻防に。まなせが長谷川にブレーンバスターを見舞えば、YuuRIがまなせにトラースキック。長谷川はマフラーホールドでまなせを絞り上げる。まなせがYuuRIとリアラをダブルラリアットでまとめてぶっ飛ばす。長谷川がまなせにエルボーを打てば、まなせがラリアット。カウント2で返されると、まなせは久々に鈴木ダイナミックの封印を解き、粘る長谷川を仕留めた。

 まなせは「よっちゃん、リアラ、お帰り! ガンジョは退団しても、引退しても、頑張り続ける限り、全部ガンジョ。引退した後、頑張れなくなったら戻っておいで。私たちが頑張る力を与える試合するから見に来て。今日はこのリングで一緒に試合してくれてありがとうございます」とマイク。

 長谷川は「ただいま! 容赦なさすぎます。引退間近なんだから、譲ってくれたっていいのに。でも、この頑張る力をくれる場所が、ここだって改めて感じました。本当にガンバレ☆プロレスは最高の場所です。ありがとうございました」と言うや否や、まなせをスクールボーイで丸め込むと、3カウントが叩かれた。

 試合後、長谷川は「新体制になっても変わらない、どこにも負けない熱さがあって。離れたことを後悔してるとかも。自分の選択を間違ったとは絶対に言いたくないと思ったけど、ここいいなー。試合は完敗でしたけど、最高に楽しい時間を過ごせました」と笑み。

 まなせは「私たちが楽しみにしてたのと同じか、それ以上に楽しみにしてくれてたんだなと思うと…。自分に呼ぶ力があったら、もっと早くできたのにというのは悔しいけど、(引退に)間に合ったのはよかった。(鈴木ダイナミックは)あの技は特別だし、彼女も特別なので、絶対鈴木でやりたいと思って。イメージしてたものより強くなったとは言いたくないけど、もっとガーンと行けると思ったところが、そうはいかせなかったのは2人が独立して離れて険しいところで戦って来たんだろうなっていうのは感じました。鈴木ダイナミックでできたので、私からのガンバレは届けられたかなと思います」と笑顔を見せた。

ガンバレ☆プロレス「ブルーベルベット2025」
6月22日(日)東京・新木場1stRING(18時)観衆196人

1.30分1本勝負
〇大家健&趙雲子龍(9分5秒、片エビ固め)冨永真一郎&名島アリ●
※炎のスピア

2.20分1本勝負
〇石井慧介(6分40秒、体固め)川上翔大●

3.ガンプロ・アルティメットルール 20分1本勝負
〇勝村周一朗(2分20秒、レフェリーストップ)タノムサク鳥羽●
※チョークスリーパー

4.長谷川美子ガンバレ☆プロレスラストマッチ 30分1本勝負
春日萌花&〇まなせゆうな&バニー及川(12分22秒、体固め)YuuRI&長谷川美子●&リアラ
※鈴木ダイナミック

5.30分1本勝負
〇渡瀬瑞基(12分54秒、TKO)中村宗達●
※NAGISA→タオル投入

6.スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合 60分1本勝負
<王者>〇今成夢人(13分38秒、エビ固め)前口”アルティメット”太尊●
※パワーボム。第8代王者が5度目の防衛に成功

<写真提供:ガンバレ☆プロレス>

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