【ノア】NOSAWA論外が大会成功を実感「いろんな人たちの力で、この魔法の空間ができている」

プロレスリング・ノアが6月30日、東京・品川ステラボールで「WRESTLE MAGIC 2025」を開催。団体の垣根を越えた選手たちが一堂に会し、“魔法の宴”は幕を閉じた。

全試合終了後、イベントプロデューサーとしてシリーズを手がけるNOSAWA論外ADがバックステージで手応えを語った。

「とりあえず無事に終わって、大成功と言えるんじゃないかなという空間ができてきて」と語り始めた論外ADは、「世の中、本物か偽物しかないと思う」と持論を展開。「最近は自主興行が多いけど、結局それを見極める力が一番大切。その中で、MONDAY MAGICのお客さんはちゃんと見極めて来てくれている。本当に感謝している」と観客への想いを口にした。

同イベントは、動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」にて放送される複数団体の協力を得て成り立っている。論外ADは「出てない団体さんにも協力していただいている。本当は“共存共栄”って言葉はあまり好きじゃないんだけど、今は多様性の時代。いろんな人たちの力で、この魔法の空間ができている」と語り、興行の成功を支えた関係者への謝意も忘れなかった。

今大会をもって一つの節目を迎えた「MONDAY MAGIC」シリーズ。次回は10月6日、東京・新木場1stRINGでの開催が予定されている。論外ADは「ぶっちゃけ言うと、新宿FACEが取れなかった。他の催し物がいっぱいあって」と明かしつつも、「この熱、この魔法の空間を定期的にWRESTLE UNIVERSEのブランドとして完成させたい。新木場ではまた違った魔法を見せたい」と前向きな姿勢を示した。

さらに、自身と縁のある長与千種の名前を出しつつ、「金曜日に何かやるって話をしているらしい。それが本当かどうかはわからないけど、長与さんとNOSAWA論外のプロレス頭比べができたら面白い」と、新たな展開への期待もにじませた。

最後には「今回MONDAY MAGICやって、WRESTLE MAGICもやって、反省点のほうが多いんだけど、だんだん完成されてきている。今後も期待してもらえれば」と総括。「魔法にかかりたい選手がいれば、自分のLINEに連絡もらえれば考えます」と笑いを誘いながら締めくくり、場内は温かい拍手に包まれた。

個性派プロデューサーが手がける「魔法の空間」は、団体の垣根を越え、確実に進化を続けている。次なる“魔法”は、新木場でどんな奇跡を見せるのか――。

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